シュトゥットガルトのエンゾ・ミロが、サウジ・プロフェッショナルリーグのアル・アハリへの移籍に合意した。移籍金は報道によると2800万ユーロ(約48億2000万円)のようだ。この取引は、以前から交渉があったアトレティコ・マドリーと合意していたにもかかわらず実現した。アトレティコはヨーロッパ内で有効な彼の契約解除条項の価値である約2000万ユーロ(約34億4000万円)で獲得を目指していた。
アトレティコとの交渉は、支払い条件の違いにより決裂したと報じられている。シュトゥットガルトは分割払いではなく一括払いを主張していた模様だ。移籍情報に精通するジャーナリストのファブリツィオ・ロマーノ氏と『スポルト』は、ミヨとアル・アハリの合意を確認。選手はすでにメディカルチェックのためジッダに滞在していると伝えた。移籍金が契約解除条項より高額なのは、それがサウジアラビアのクラブには適用されないためだ。アル・アハリのマティアス・ヤイスレ監督は、シュヴァーベン地方出身者としてこの契約の確保に重要な役割を果たした模様だ。