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アトレティコ・マドリー、歴代最高のシーズン。18季ぶりラ・リーガ制覇のシメオネ軍団(2013-14シーズン) | メンバー | レジェンドチーム
(C)Getty ImagesGK|ティボー・クルトワ|レアル・マドリー
チェルシーからのレンタル3シーズン目、当時21歳のベルギー代表守護神はラ・リーガ、チャンピオンズリーグ(CL)のほぼ全試合でゴールマウスを守り、公式戦56試合中28回と驚異的な数のクリーンシートを記録。ラ・リーガのタイトルを手に、シーズン終了後にチェルシーに復帰した。
その後、チェルシーでもペトル・チェフからポジションを奪って守護神の座に定着。そして2018年ロシア・ワールッドカップで最優秀GKに輝いた後、アトレティコのライバルであるレアル・マドリーへと移籍を果たし、現在も正GKとして活躍している。
(C)Getty ImagesDF|フアンフラン|引退
ライバルであるレアル・マドリーの下部組織出身であるが、オサスナを経て、2011年にアトレティコへと加入。シメオネによって右サイドバックにコンバートされると、8年間で350試合史上に出場する鉄人ぶりを発揮した。
2019年に契約満了をもって退団し、ブラジルのサンパウロへ加入。2シーズンプレーし、現役を退いている。
(C)Getty ImagesDF|ディエゴ・ゴディン|カリアリ
9年間にわたってアトレティコの最終ラインを支え続けた名DF。センターバックとしての能力はもちろん、同シーズンは公式戦51試合で8ゴールをマークするなど、圧倒的な空中戦の強さで貴重な得点源に。最終節バルセロナ戦(1-1)で優勝を決める得点を奪うなど、ディエゴ・シメオネが最も信頼した選手の1人だった。
2019年に涙ながらにアトレティコ退団を決断すると、インテルではやや苦戦。2020年には、奥様の故郷でもあるカリアリへと移籍し、35歳となった現在も最終ラインの要としてプレーを続けている。
(C)Getty ImagesDF|ミランダ|サンパウロ
4シーズンのプレーで180試合近くに出場し、ゴディンと最高のコンビを築いた。当時の「世界最高のセンターバックコンビ」と言っても過言ではないだろう。ラ・リーガとヨーロッパリーグのタイトルを手にし、2015年にインテルへと移籍した。
イタリアの地でも4シーズン活躍した後、中国へと新天地を求める。そして2021年、母国ブラジルの名門サンパウロへと加入した。
(C)Getty ImagesDF|フィリペ・ルイス|フラメンゴ
2010年~2014年、そして2015年~2019年と2期にわたってアトレティコの左サイドを支えたサイドバック。対人の強さと繰り返し行う上下動、精度の高いクロスでチームにアクセントを加え続けた。
2019年の退団後は母国へ復帰。フラメンゴでも100試合以上に出場し、2019年と2020年にはブラジル・セリエA連覇を経験している。
(C)Getty ImagesMF|ガビ|引退
アトレティコ下部組織出身のガビ。サラゴサへの移籍を経て、2011年にアトレティコへと復帰した。2013-14シーズンはキャプテンとして公式戦57試合に出場。最終節のバルセロナ戦ではディエゴ・ゴディンのゴールをコーナーキックからアシストした。
その後、2018年にカタールへと渡り、中盤でシャビとコンビを形成。2020年11月に現役引退を発表した。
(C)Getty ImagesMF|ティアゴ|引退
2010年にユヴェントスから加入したティアゴは、それから引退までの7年間をアトレティコに捧げた。負傷も多い選手ではあったが、主将ガビと抜群の関係を築き、170試合以上に出場。ラ・リーガ、コパ・デル・レイ、ヨーロッパリーグ制覇を経験し、2016-17シーズンをもってスパイクを脱いでいる。
(C)Getty ImagesMF|マリオ・スアレス|ラージョ・バジェカーノ
アトレティコ生え抜きであり、同シーズンはケガもあったが、貴重なバックアッパーとしてセントラルMFを主戦場にチームに貢献した。しかし翌シーズン終了後、出場機会を求めてフィオレンティーナへと去っていった。
初挑戦のセリエAでは負傷もあって苦しみ、半年で退団。ワトフォードも半年で去ると、その後にバレンシア、貴州恒豊を経て、現在はラージョ・バジェカーノでプレーを続けている。
(C)Getty ImagesMF|コケ|アトレティコ・マドリー
2009-10シーズンのトップチームデビュー以来、アトレティコ・マドリーでプレーするコケ。2013-14シーズンはリーグ戦36試合に出場し、チームの大黒柱として優勝に大きく貢献した。現在もアトレティコのキャプテンとして中盤に君臨。ルイス・エンリケ監督率いるラ・ロハのキープレーヤーにもなっている。
(C)Getty ImagesMF|ラウール・ガルシア|アスレティック・ビルバオ
オサスナから2007年にアトレティコへと加入したラウール・ガルシア。2013-14シーズンは中盤からサイドアタッカー、センターフォワードまで様々なポジションで起用され、公式戦53試合に出場し、17ゴール6アシストと見事な成績を残した。
2015年8月にはアスレティック・ビルバオへと加入。センターフォワードでの起用が増え、2019-20シーズンにはキャリア最多となる15ゴールを挙げた。
(C)Getty ImagesMF|アルダ・トゥラン|ガラタサライ
2011年にガラタサライから加入。2013-14シーズンは主に両サイドのウインガーとしてチャンスを得て、公式戦46試合9ゴール6アシストの働きを見せた。最終節のバルセロナ戦では負傷で途中交代を余儀なくされたが、タイトル獲得時には笑顔でトロフィーを掲げた。
その後、バルセロナへと移籍するが、様々なトラブルに巻き込まれて活躍できず。2020年からはガラタサライでプレーしている。
(C)Getty ImagesMF|クリスティアン・ロドリゲス|プラサ・コロニア
2012年にフリーでアトレティコ入りしたクリスティアン・ロドリゲス。2013-14シーズンはリーグ戦での先発が2試合にとどまったが、公式戦では39試合に出場し、チームのタイトル獲得に貢献した。
2015年1月には出場機会を求めてパルマへ。その後は欧州を去り、2017年からは母国のペニャロールでプレー。2021年4月にクラブ・プラサ・デ・デポルテス・コロニアへと加わった。
(C)Getty ImagesFW|アドリアン|フリー
2011年、当時は若手選手の一人としてアトレティコに加わった。2013-14シーズンはリーグ戦の先発が4試合にとどまった一方、CLでは6試合に先発するなど、貴重な戦力としてカウントされていた。
その後はポルト。ビジャレアルなどを経て、2019年からオサスナでプレーしていたが、2021年夏に退団している。
(C)Getty ImagesFW|ダビド・ビジャ|引退
バレンシア、バルセロナで一時代を築いたビジャは、2013年夏にアトレティコ・マドリーへと加わった。1年目からリーグ戦36試合13得点を記録し、1996年以来18年ぶりのリーグ優勝に貢献した。
その後、ニューヨーク・シティを経て2018年にヴィッセル神戸入り。アンドレス・イニエスタらとの攻撃陣で日本を沸かせ、2019シーズンを最後に現役引退した。
(C)Getty ImagesFW|ジエゴ・コスタ|アトレティコ・ミネイロ
2010年にバジャドリーからアトレティコに復帰したジエゴ・コスタにとって、2013-14シーズンはキャリア最高と言える1年にとなった。チームの絶対的な存在として君臨し、ラ・リーガの開幕8試合で10ゴールをマークし、8連勝のロケットスタートの立役者に。ラ・リーガで35試合27ゴールを積み重ねて優勝に貢献し、CLでもラウンド16のミラン戦での両レグでの得点を含む9試合8ゴールという記録を残した。
この翌シーズンに加入したチェルシーで3シーズンにわたって活躍した後、2017年夏にアトレティコ再復帰。今夏にはアトレティコ・ミネイロに渡り、キャリア初のブラジルクラブでのプレーが決まった。
(C)Goal2013-14シーズン:基本メンバー
GK:クルトワ
DF:フアンフラン、ミランダ、ゴディン、フィリペ・ルイス
MF:ラウール・ガルシア、ティアゴ、ガビ、コケ
FW:ジエゴ・コスタ、ビジャ
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