Vieira Nketiah Tomiyasu

冨安健洋は右SB?左CB?ジャカは再びスタメンか…アーセナルのELボテ/グリムト戦を番記者が予想

トッテナムとのノース・ロンドン・ダービーに快勝し、プレミアリーグで首位の座を守ったアーセナル。好調のガナーズは6日、ヨーロッパリーグ(EL)へと舞台を移し、本拠地エミレーツ・スタジアムにボテ/グリムトを迎えることになる。

第2節のPSV戦が延期となっているアーセナルだが、このホームゲームに勝利すれば1試合消化が少ない時点でグループAのトップに立つ。『GOAL』のアーセナル番記者チャールズ・ワッツ氏が、この一戦に向けたチーム状況や注目すべき話題をレポートする。

  • 20220929 Emile Smith RoweGetty Images

    負傷者の状況は?

    ミケル・アルテタ監督は、トッテナム戦から大幅にメンバーを入れ替えることが予想される。9日にはリヴァプールとのビッグゲームを控えていることもあり、主力選手の大半は休ませることになりそうだ。それでも、ガブリエウ・マガリャンイスとグラニト・ジャカは先発する可能性は高い。

    一方、オレクサンドル・ジンチェンコはダービー後に足を引きずってスタジアムを去る姿が目撃されており、休養する可能性が高い。また離脱中のモハメド・エルネニー、エミール・スミス=ロウは欠場。セド

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  • Granit Xhaka Gabriel Jesus Arsenal 2022-23Getty

    注目ポイントは?

    アルテタが「ジャカをどの時間帯に休ませるか」には注目だ。

    トッテナム戦の先発メンバーのほとんどを休ませる可能性が高い中で、ジャカは中盤で起用されることが予想される。つまり、シーズン全公式戦に先発することになる。負傷等の問題がなければリヴァプール戦もスタメン入りすることは確実だろう。

    スミス=ロウやエルネニーの負傷により、アルテタの中盤の選択肢は狭まっている。過労気味であるジャカだが、起用せざるをえない状況だ。今季のフィットネスレベルは非常に高く、ケガに強い選手ではあるが、アルテタ自身も負傷のリスクを避ける必要性は感じているはずだ。

    一方で、セドリックの状況次第では4バックの選択に違いが生まれる可能性も。3週間戦列を離れていたが、4日にはフルトレーニングへ戻ってきた。そのため、ボテ/グリムト戦に先発する可能性はある。

    仮にセドリックが右サイドバックに入る場合、冨安健洋はガブリエウの代わりに左のセンターバックに入るだろう。ロブ・ホールディングと並ぶことになり、ブラジル人DFを休ませることが可能になる。

  • Eddie Nketiah Arsenal Zurich 2022-23Getty Images

    キーマン

    ガブリエウ・ジェズスの衝撃的な活躍により、エディ・エンケティアはプレミアリーグでなかなか出番を得られていない。すべての試合に出場しているとは言え、1試合の最長時間は29分だ。

    だからこそ、このELのゲームは重要になる。グループリーグ開幕戦のチューリヒ戦では先制点を演出し、2-1の勝利に貢献。同様に結果を出すことへ燃えているはずだ。もしこのストライカーが結果を残すことができれば、長いシーズンを戦う上でアーセナルに大きなプラスをもたらすことになる。

  • Fabio Vieira Arsenal 2022-23Getty Images

    アーセナル予想スタメン(4-3-3)

    GK:ターナー

    DF:冨安、ホールディング、ガブリエウ、ティアニー

    MF:F・ヴィエイラ、ロコンガ、ジャカ

    FW:マルキーニョス、エンケティア、ネルソン