Arsenal Chelsea 2024-25Getty

【選手採点】最高点はアーセナルの“心臓”ライス!最低点は「退場しなかったのは幸運」なDF…|アーセナル対チェルシー

プレミアリーグ第29節で、アーセナルはチェルシーに1-0で勝利した。

逆転優勝へ望みをつなぐためにも、勝利が必須の状況で“ビッグロンドン・ダービー”を迎えたアーセナル。エミレーツ・スタジアムの大歓声を浴びて序盤から積極的に前に出ると、20分にCKからミケル・メリーノが巧みなバックヘッドを流し込んで先制する。その後は追加点を奪えず、逆にチェルシーの攻勢を許す時間も続いたが、最後まで失点は許さない。1-0でリーグ戦4試合ぶりの勝利を掴んだ。

『GOAL』はこの試合に出場した選手・監督を採点する。

  • arsenal chelsea(C)Getty Images

    アーセナル

    ▽スコアラー

    ミケル・メリーノ(20分)

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  • FBL-ENG-PR-ARSENAL-CHELSEAAFP

    GK&DF

    ダビド・ラヤ(7/10)

    前半のファンブルで冷や汗をかいたが、それ以外の場面はいつも通り素晴らしかった。

    ユリエン・ティンバー(8/10)

    右サイドを支配し、エンクンクを沈黙させた。攻守に見事なパフォーマンス。

    ウィリアン・サリバ(7/10)

    ネトへの素晴らしいタックルでファンは総立ちに。とにかく堅実だった。

    ガブリエウ(7/10)

    ボールを持った時の落ち着き、配球は見事。守備でも危ない場面を作らせず。

    マイルズ・ルイス=スケリー(7/10)

    いつものように勤勉かつ狭いスペースに飛び込む度胸も見せた。イングランド代表初招集を前にカラフィオーリより優先されたことも特筆すべき。

  • FBL-ENG-PR-ARSENAL-CHELSEAAFP

    MF

    トーマス・パーティ(7/10)

    ボールを上手く配球し、4バックの前でチームを引き締めた。

    デクラン・ライス(8/10)

    疲れ知らずで、チームの“心臓”として再びピッチ中央で力強いパフォーマンス。

    マルティン・ウーデゴール(6/10)

    素晴らしいタッチを見せ、CKでアシストもした。しかし、ファイナルサードでのクオリティはさらに期待したい。

  • Mikel Merino Arsenal Chelsea 2024-25Getty Images

    FW

    レアンドロ・トロサール(6/10)

    活発に動き回ったが、いくつかチャンスを逃すなどゴール前では精彩を欠いた。

    ミケル・メリーノ(7/10)

    均衡を破る素晴らしいヘディング弾。不慣れなストライカーとして、懸命に働いた。

    ガブリエウ・マルティネッリ(7/10)

    復帰後初先発で、積極的にドリブルを仕掛けながら相手に混乱をもたらした。後半はやや疲れも見えている。

  • Arsenal FC v Chelsea FC - Premier LeagueGetty Images Sport

    交代選手・監督

    イーサン・ヌワネリ、キーラン・ティアニー(N/A)

    出場時間が短いため採点なし。

    ミケル・アルテタ(6/10)

    90分前に交代は1回のみで、選手たちが疲れているように見えた中でこれは驚きだった。メリーノのストライカー起用はゴールという形で報われている。

  • Chelsea injuries ArsenalGetty

    チェルシー

    ▽スコアラー

    なし

  • FBL-ENG-PR-ARSENAL-CHELSEAAFP

    GK&DF

    ロベルト・サンチェス(5/10)

    軽率なパスミスに加え、失点時のポジショニングも悪かった。

    ウェズレイ・フォファナ(3/10)

    ライスへのスタンプでカードをもらわなかったのは幸運以外なにものでもない。最終的に警告は受けているが、もっと早く退場になっていたかもしれない。

    ブノワ・バディアシル(5/10)

    アーセナルのハイプレスで窮屈そうだった。

    レヴィ・コルウィル(5/10)

    無謀なタックルでイエローカードを受けた。要所で体を張って相手を止めている。

    マルク・ククレジャ(6/10)

    序盤に判定への不満を爆発させていたが、チェルシーで最も効果的なDFだった。

  • FBL-ENG-PR-ARSENAL-CHELSEAAFP

    MF

    リース・ジェームズ(5/10)

    失点時の対応はやや軽率だった。中盤の選手というよりも、ポジションを外れてプレーする右サイドバックだった。

    エンソ・フェルナンデス(5/10)

    パーマー不在でNo.10を任されたが、同じようなインパクトは与えられず。できることはやったが、やはりもう一列後ろのほうが効果を発揮できる。

    モイセス・カイセド(6/10)

    前半はやや苦しんだものの、徐々にパフォーマンスを上げて守備に奮闘し続けた。

  • FBL-ENG-PR-ARSENAL-CHELSEAAFP

    FW

    ジェイドン・サンチョ(3/10)

    良いドリブルは1回だけで、それ以外は目立ったプレーがなかった。

    ペドロ・ネト(3/10)

    不慣れなストライカーとしてのプレーはやはり厳しく、必要な存在感を与えられなかった。

    クリストファー・エンクンク(3/10)

    失点時にはメリーノに競り負け、またチームのビルドアップがうまくいかないことでファイナルサードでの存在感も示せず。まだ役割を見つけられていない。

  • Arsenal FC v Chelsea FC - Premier LeagueGetty Images Sport

    交代選手・監督

    タイリーク・ジョージ、キアナン・デューズバリー=ホール、ロメオ・ラヴィア、マロ・グスト、トシン・アダラビヨオ(N/A)

    出場時間が短いため採点なし。

    エンツォ・マレスカ(4/10)

    交代が遅すぎたし、途中出場選手は誰も試合に影響を与えられず。パーマー不在によって終始苦しみ、心配なパフォーマンスだ。「ワンマンチーム」と非難されるかもしれないが、それ自体は価値がないわけではない。