リヴァプールをプレミア制覇に導いたスロット監督がユルゲン・クロップ元監督のチャントを歌う

リヴァプールはシーズンを通してプレミアリーグで好調を維持し、20回目のイングランドトップディビジョンタイトルを獲得した。27日にトッテナムに5-1で勝利したスロット監督は、ユルゲン・クロップ元監督の後任としてレッズの監督になった初シーズンでプレミアリーグのタイトルを獲得した。

昨シーズンの終わりに、クロップは後任としてスロットをファンに紹介。その約1年後、スロット監督はプレミアリーグのタイトルでその信頼に応えた。イレブンは優勝を喜ぶ最中、スロット監督は前指揮官に敬意を表し、有名な「ユルゲン・クロップ ラララ」のチャントを歌唱。スロット監督はなぜタイトル獲得を祝っている間にクロップの名前を歌ったのかを説明した。

メディアの取材に応じたスロット監督は「（クロップの名前を歌ったのは）私がここに来る前に彼が成し遂げたことに敬意を表したからだ。それは過去のどの監督もやったことがないことだと思う。だけど、彼がが私を助けたのは事実なんだ。彼が残してくれたチームとそのチームに根付いた文化が私をさらに助けてくれた」

「選手の質の高さは誰の目にも明らかだったが、選手だけでなくスタッフのハードワークに対する文化は驚異的で、今シーズン私たちが目標を達成できた理由の一つだ。いまこそ彼に感謝する良いタイミングだと思った」

リヴァプールは今シーズン、ヨーロッパのトレブルに挑戦する可能性が高いと思われていたが、プレミアリーグのタイトルだけでシーズンを終えることになる。DFトレント・アレクサンダー＝アーノルドの去就が噂される中、スロット監督が右サイドバックの補強についてどのように行動するのか注目が集まる。