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レアル・マドリー注目選手 | チャンピオンズリーグ | キーマン・期待の新戦力・ヤングスター

2022-23シーズンのチャンピオンズリーグ(CL)が日本時間9月7日に開幕する。栄光に包まれた歴史の中で再び欧州連覇を狙うラ・リーガ王者のレアル・マドリー(スペイン)は、グループステージでライプツィヒ(ドイツ)、シャフタール(ウクライナ)、セルティック(スコットランド)と同居。今回は『GOAL Japan』が選出したレアル・マドリーのキーマン、期待の新戦力、ヤングスター(23歳以下)の注目5選手を紹介する。

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  • 20220903_Benzema(C)Getty images

    キーマン①:FWカリム・ベンゼマ(フランス代表)

    昨季公式戦46試合44ゴール15アシストを記録したベンゼマはラ・リーガとCLで得点王に輝いた。特にCLでは決勝トーナメント1回戦と準々決勝でハットトリックという並外れた結果で優勝の立役者となっている。2022年のバロンドール候補筆頭でもあるが、その凄まじさは結果に表れている部分だけではない。その足元の技術はストライカーとして世界トップクラスで、キープ力やパスセンス、ポストワークも超一流。パワフルさや突破力もあり、それで決定力まで身に着けているのだから、現時点で“世界最高の選手”の一人に名が挙がるのも当然だろう。様々なオプションを有するレアル・マドリーであっても今季もチームの根幹を担い、対峙する相手にとっては必ず対策を講じなければならない存在。今大会でも試合の度に鍵を握ることは間違いない。

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    キーマン②:MFルカ・モドリッチ(クロアチア代表)

    レアル・マドリーで背番号10を背負うモドリッチ。これまでには3連覇を含めCLを5度制しており、2018年にはロシア・ワールドカップ(W杯)でクロアチアを準優勝に導き、バロンドールも受賞した。各国のスターが在籍するチームにおいても中盤の質を大きく左右する選手で、それは37歳で過ごす今季も変わらない。卓越したテクニックとパス能力で得点やその一つ前のプレーのお膳立てはもちろん、守備においても奮闘。線の細い見た目ではあるが、しなやかな身のこなしで競り合いにおいても類まれな強さを備え、ドリブル時に相手からチェックを受けた際も逆に相手のパワーを利用するように加速していってしまう。逆境であればあるほど獅子奮迅のプレーで輝きを増していくメンタリティも、ファンの心をつかむ要因の一つだろう。

  • 20220903_Courtois(C)Getty images

    キーマン③:GKティボー・クルトワ(ベルギー代表)

    2018年夏にチェルシーからレアル・マドリーに完全移籍したクルトワは、加入当初こそGKケイロル・ナバス(現パリ・サンジェルマン/PSG)とし烈な正GK争いを繰り広げたが、ライバルが移籍したことも相まって現在では絶対的な存在に。そのパフォーマンスも守護神にふさわしく、2021-22シーズンのCLでは決勝史上最多の9セーブを披露してマン・オブ・ザ・マッチに選出。そのセーブ能力も人間離れした領域にあるが、ロシアW杯の日本代表戦でも披露したように、スローやロングキックでカウンターの起点としての役割を果たすこともできる。攻撃的な選手を多く揃えるレアル・マドリーでは守備の枚数が少なくなる展開も多くあるが、クルトワが分厚い壁としてゴールを死守するからこそそれも可能。ベンゼマ、モドリッチも各ポジションの最高峰だが、クルトワもその一人だ。

  • 20220903_Tchouameni(C)Getty images

    期待の新戦力:MFオーレリアン・チュアメニ(フランス代表)

    世代別のフランス代表に名を連ね、2021年にA代表にまで到達した逸材チュアメニは、今夏に22歳でモナコからレアル・マドリーに完全移籍。将来的にも期待を受けている選手だが、トップパフォーマンスを保っているとはいえモドリッチやトニ・クロースが高齢化、カゼミーロが退団した中で早速の活躍が求められる。187cm、81kgで強靭なフィジカルに当たり負けしないパワー、ボール奪取力は驚異的であり、守備から攻撃へ移る際の推進力やパス能力も高い。加入1年目ということでやや粗さが見られる部分もあるが、百戦錬磨の同僚たちや選手のポテンシャルを引き出す手腕に長けたカルロ・アンチェロッティ監督の下であれば、十分に持ち味を発揮できるはずだ。

  • 20220903_Vinicius(C)Getty images

    ヤングスター:FWヴィニシウス(ブラジル代表)

    今年7月に22歳になったヴィニシウスは加入当初の2018-19シーズンから天性のドリブルセンスを見せていたが、一方で決定力不足が指摘。独特のリズムによるドリブル突破や圧倒的な瞬発力が眩く輝いているだけに、ゴール前での落ち着きのなさが強調されてしまっていた。しかし、昨夏よりアンチェロッティ監督が就任すると一変し、決定力が急激に上昇。公式戦52試合で22ゴール20アシストの成績を残し、特にCLでは1-0だった決勝リヴァプール戦で決勝点をマークした。数々のレジェンドを輩出してきたサッカー王国ブラジルの“怪物”の系譜を継ぐ存在であり、全盛期に差し掛かる年齢がまだまだこれからということを踏まえれば、どの領域まで到達できるかは予測不能だ。

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