レアル・マドリーの中盤は、追い抜かれることには慣れていない。しかし、日曜日の夜、バルセロナのガビとフレンキー・デ・ヨングの若き2人が、ルカ・モドリッチとトニ・クロースの老いた手足を使い果たさせた。バルサの2人はポゼッションをコントロールして2-1の逆転勝利を収め、2022-23シーズンのラ・リーガタイトル獲得に向け、その歩みを進めた。
マドリーはプレーの流れに反して、先制点を獲得した。ヴィニシウス・ジュニオールが左サイドを駆け抜け、ロナルド・アラウホの頭から浮いたクロスがバルサのネットに突き刺さる。
前半は、バルセロナが主導権を握っていた。デ・ヨングがその中心で、前方に走ってロベルト・レヴァンドフスキの足元に矢のようなパスを放つ。しかし、前半終了間際にセルジ・ロベルトが何度もシュートを放ち、ゴールに押し込んだ。
カルロ・アンチェロッティは、ハーフタイム後に中盤で疲弊していた選手たちに少しばかり闘争心を起こさせた。しかし、マドリーが脅威を感じることはほとんどなく。むしろ、常にアクティブでしばしば苛立たしいガビによって、何度もつまづき、壁にぶち当たることになった。
そして、マドリーがロスタイムに勝ち越しを狙ったとき、バルセロナがそのチャンスをものにした。アレハンドロ・バルデが左サイドを駆け抜け、ゴール前でボールを切り返して待ち構えるケシエのもとへ。彼はこのボールを逃すことはなかった。
いつもはストイックなチャビも、この試合終了時には祝福していた。彼は、バルセロナがラ・リーガを制覇したことを知っている。
GOALが、カンプノウでの勝者と敗者を紹介する。










