Getty Images Sportハーランド本人は乗らず…ペップの“メッシ&C・ロナウド級”発言に「あの2人には誰も近づけない」
CL・EL2025-26配信!
メッシとの共闘歴を持つグアルディオラ監督による比較論はハーランドにとっても喜ばしいことだっただろうが、本人は超えるどころか、及ぶはずがないと感じているようだ。
グアルディオラ監督の発言に対してのリアクションを求められると、「いや、まったく違う! あの2人には誰も近づけない。だから、違う。僕はアーリングにすぎないし、ただのゴールを決めるノルウェーの男。その事実は変わらない」と返した。
Getty Images Sportグアルディオラ監督は先のボーンマス戦後、この試合でも2ゴールを決めたハーランドにチームとして得点を依存しがちとの見方を否定。その上で、ハーランドほど支配的な選手がいるチームは必然的にその選手で得点を占める傾向があると持論を展開した。
「メッシやロナウドと一緒にプレーしたら、こういう感じになる。彼の影響力は非常に大きいんだ。あの男の数字を見ればわかるはず。もちろん、彼はそのレベルにある。メッシやロナウドは15年にわたってやってのけたことだが、彼もそのレベルだ。1ゴール目のシュートなんて『俺が決める』という感じだ。それでいて彼にはハングリー精神もある。最高だ。さらに驚くほど指導しやすく、扱いやすい」
「時々、厳しく接するが、彼はオープンマインドの持ち主で、ゴールを生きがいにしている。90分間のプレッシャーに耐えきれないときもあるが、それは普通だ。正直に言って、(ボーンマス戦での勝利は)彼がいなければ厳しかっただろう。だが、幸運にもオマル(・マーモウシュ)が復帰したり、選手がフィットした状態であり、いいことだ」
全大会を通じたハーランドの1試合平均ゴール数も1.3。マンチェスター・Cはプレミアリーグ、チャンピオンズリーグ、FAカップ、カラバオカップで少なくともあと35試合が予定される上、さらに勝ち上がることでもっと多くの試合が予想されるため、60ゴールを超える可能性もある。そうなれば、ハーランドにとって自己ベストのシーズンとなり、バルセロナとレアル・マドリー時代の絶頂期だったメッシとロナウドの数字に匹敵することになる。メッシは2009年から2019年まで10シーズン連続で全大会を通して40ゴール以上を記録したが、キャリアで60ゴールを超えたのは2回だけ。ロナウドも同様に40ゴールこそ容易だったが、60ゴール以上を記録したのは2回だけであり、ハーランドがこのペースを維持できれば史上最高のシーズンを過ごすことになる。
Getty Images Sportハーランドがこれからの数週間も得点を重ね続けるなら、格下相手に数字の水増しをしているとは決して言えないはず。マンチェスター・Cは5日にチャンピオンズリーグでハーランドの古巣ドルトムントと対戦し、その後のプレミアリーグでリヴァプール、そしてニューカッスルとの試合を控える。その後は11月末までにチャンピオンズリーグでレヴァークーゼン、プレミアリーグでリーズと対戦する予定で、比較的落ち着いたスケジュールとなる。
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