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AFPEL開幕から2連勝のアストン・ヴィラ。23日の第3節でゴー・アヘッド・イーグルスとのアウェイ戦に臨んだ後、11月6日にホームで第4節のマッカビ・テルアビブ戦を迎える。
マッカビ・テルアビブのサポーターは先月、警察の厳重な警備が敷かれるなか、120人がPAOKとのアウェイ戦へ。試合会場の外ではパレスチナ支持派の抗議活動が行われており、イスラエル代表が10月のワールドカップ欧州予選に臨んだ際も同様のデモが起こった。
欧州サッカー連盟(UEFA)は現地当局の助言に基づき、ファンの入場を禁止する措置を講じる運びに。バ安全諮問グループに対し、11月6日の試合でアウェイサポーターの入場を認めないのが賢明との見解が示されている。
マッカビ・テルアビブのサポーター入場禁止決定にイスラエルのギデオン・サール外相がXで「恥ずべき決定だ!英国当局にこの卑怯な決定を撤回するよう求める!」と激怒した。
一方、反ユダヤ主義対策キャンペーンに「英国当局がユダヤ人が安全かつ平等に公共生活に参加できる環境を保証できていないことを示す新たな懸念すべき兆候」などと反応している。
しかし、イスラエルが近い将来にUEFA主催大会から追放される可能性は低い。ガザ地区で合意された停戦により、イスラエルをUEFA主催大会から追放する計画は保留となった。
Getty Images Sportアストン・ヴィラは先月のフェイエノールト戦でチームのサポーターが襲撃されたことを受け、さらなるファンによる暴力行為の回避に注力している。オランダの報道によると、アイリッシュパブの外で発生したこの事件後、5人が逮捕されたという。
フェイエノールトのファンはアストン・ヴィラを止めようとチームのホテル前で花火を打ち上げたと報じられている。しかし、エミリアーノ・ブエンディアとジョン・マッギンのゴールにより、アストン・ヴィラは2-0で勝利を収め、連勝中だ。
オランダのチームは今季のELで苦戦しており、第1節のブラガ戦に続いて、アストン・ヴィラ戦でも黒星。来週のパナシナイコス戦では初勝利を確実に掴みたいと考えている。
今季開幕から6試合未勝利だったアストン・ヴィラだが、代表ウィーク前に4連勝で復調の兆し。先週末のバーンリー戦ではドニエル・マレンの2ゴールで勝利し、19日のトッテナム戦でも勝ち点3を狙っている。
今週末の一戦ではオリー・ワトキンスに攻撃を牽引する働きが期待される。今月の代表戦でハリー・ケインに代わって前線の役割を担ったワトキンスだが、ウェールズ戦で途中交代。マーカス・ラッシュフォードと交代を余儀なくされている。
トーマス・トゥヘル監督はワトキンスについて「残念ながら、得点する代わりに怪我をしてしまった。彼にとっては大きなチャンスだった。簡単に2点目になるはずだったが、ゴールポストに当たってしまったのは不運だった。まだ痛がっているし、練習も試合もできない。だから、彼を家に帰したんだ」と語っている。
そんなトゥヘル監督は「週末の試合に間に合うよう調整する」とも。これは欧州大会を前に5連勝を目指すアストン・ヴィラにとって励みとなった。
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