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マルセイユ指揮官、指揮禁止処分に不満 「誰も侮辱していない」

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  • 悪天候で22日への延期を強いられたが、ホームで行われたリーグ・アン第5節のパリ・サンジェルマン(PSG)戦を1-0で勝利したマルセイユ。ウスマン・デンベレが初の栄冠に輝いたバロンドール授賞式ともろ被りのなか、実にホームで14年ぶりにPSGを破るという歴史的勝利を手にした一方で、デ・ゼルビ監督は90分に執拗な抗議で主審から退席処分を受けた。

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    フランスサッカー連盟(LFP)の懲戒委員会はデ・ゼルビ監督に1試合の執行猶予が付いた1試合の指揮停止に処した。来週半ばに予定するチャンピオンズリーグ(CL)のアヤックス戦こそ問題ないが、26日に行われるストラスブールとのリーグ・アンで指揮が執れない。

  • デ・ゼルビ監督は25日の会見で「この件については非常に遺憾に思う。私はボディランゲージでミスをした。発言については誰も侮辱していない」とし、こう続けた。

    「私の頭にはまだ(レアル・)マドリー戦のことが残っている。(アクラフ・)ハキミのファウルを見たが、彼が確かにボールに触れたとはいえ、ファウルだったと思う。私は選手に常に礼儀正しく振る舞いを求め、警告を受けないように言っているのに、自分がミスをしてしまった。私にとって、これが初めてのレッドカードだが、フランスでは海外と比べて平均を下げる判定だ。明日は誰も私の代わりにならないが、アシスタントコーチに全幅の信頼を置いている。選手は私に注意されることもないし、もっとリラックスして臨めるだろう」

    そうイタリア人監督は個人としての責任を認めたが、審判への侮辱を否定した。

  • Roberto De Zerbi Marseille 2025Getty Images

    マルセイユはストラスブール戦に勝てば、暫定的ながら首位に立つ可能性も。デ・ゼルビ監督もそれを認識している。

    「明日はアヤックス戦よりも重要になる。アヤックスのほうが簡単とか、重要でないとかは思わないが、ストラスブール戦は本当に難しい試合。勝てば首位に立てる。順位表で上位にいるのを見るのはいつも嬉しい。アヤックス戦に向けて、明日の試合に集中すること以上に良い準備などない」