アントニーの去就は？ ベティスは再獲得へ粘るスタンスか

今年1月にマンチェスター・Uからベティスにローン移籍し、公式戦26試合で9ゴール5アシストと大活躍のアントニー。この夏にひとまずマンチェスター・Uに復帰したが、来たるシーズンに向けても構想から外れ、今夏に移籍を望む5選手の1人と目される。

スペイン『スポルト』が報じるところによれば、アントニーはベティス復帰を強く願っているが、完全移籍をベースにしたクラブ間交渉は依然として平行線。ベティスは今夏の終盤まで粘る姿勢を打ち出すようで、来夏の完全移籍を視野に一部権利の買い取りを画策するという。

だが、9860万ユーロの移籍金を支払って獲得したマンチェスター・U側は一部を回収したく、ベティスがどこまで歩み寄れるか不透明。さらに、ベティス側にはアントニーの給与を大幅に下げなければならない問題もある。

それ故、アントニーはこの移籍をまとめる上で今夏の大部分を費やしそうな様相だが、ベティス残留が叶わずとも他クラブからの関心話も。現在はコモが獲得に名乗りを上げたとの報道が浮上している。