ラニエリの後継者はガスペリーニか…新たに監督探しのローマが招へいに迫る

移籍市場に精通するファブリツィオ・ロマーノ氏によると、ローマはクラウディオ・ラニエリ監督の後任として、ガスペリーニ氏に白羽の矢。両者は合意に至るべく、29日午後に会談し、ガスペリーニ氏は来季のローマ行きに迫っているという。

シーズン途中に就任したラニエリ監督のもとでセリエA19戦無敗とし、大きく巻き返したローマは5位フィニッシュで来季のヨーロッパリーグ出場権を獲得。だが、ラニエリ監督は今季限りで去るため、新たな指揮官探しに注力している。

そこで後任の最有力に浮上したのがアタランタでの9年で228勝を積み上げたガスペリーニ氏。2023-24シーズンにアタランタをヨーロッパリーグ優勝に導いた実績もあり、今後はスポーツアドバイザーとしてローマに従事するラニエリ氏の後継者にふさわしい存在といえる。

ガスペリーニ氏は1994年にユヴェントスのユースチーム監督として指導者キャリアをスタート。ローマを率いるとなれば、ユヴェントスのユースチーム時代を含め、8クラブ目となる。

来季のローマはセリエAやコッパ・イタリアといった国内コンペティションのほか、上述のとおり、ヨーロッパリーグにも参戦する。