Chivas v America - Torneo Clausura 2025 Liga MXGetty Images Sport

「メキシコでのW杯に出るのは夢」 36歳チチャリートが2026年大会での代表復帰を目指す

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  • エルナンデスは2019年以来、代表から遠ざかる
  • チーバス復帰後はここまで3ゴール
  • 代表では通算52得点を挙げ、歴代最多のゴール数
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    メキシコ代表として52ゴールの歴代最多得点記録を持つ“チチャリート”ことFWハビエル・エルナンデスは2026年にアメリカ、メキシコ、カナダの共催で行われるワールドカップ(W杯)出場を夢見る。

    2022年のカタールW杯出場は叶わず、2019年9月を最後に選外が続くが、ハビエル・アギーレ監督が率いる現代表から声がかかる可能性を捨てず。『Record』でこう述べた。

    「もちろん、メキシコでW杯に出るのは夢。出る大会のすべてで優勝したり、どんな試合でもベストを尽くすのが夢であるように、僕はいつだって最高を目指す。恐れなんてないよ。だからこそ、これまで所属したクラブで、これだけの成果を上げられたんだ。高い目標を掲げ、そこに達するために努力するのをためらったことなんて一度もない」

    「もうすぐW杯がやってくる。いつも言っているように、現役選手である限り、代表から引退していない限り、W杯のことはずっと頭にある。大きな夢をいとわず、それを叶えるために努力するタイプなんだ」

    2010年、2014年、2018年と3大会連続でW杯の舞台に立ったベテランFWはまた、「僕はこの職でまだやれる。そうじゃなくなったら、試合への敬意からすぐにでも身を引くつもりだ」と覚悟を示した。

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    エルナンデスはこれまでマンチェスター・ユナイテッドでもプレーし、メキシコ代表史に名を刻む選手の1人に。だが、今の代表でも貢献できるかどうか微妙なところで、チーバスに復帰してからというもの、公式戦34試合でわずか3ゴールにとどまり、再びメジャーリーグサッカー(MLS)でプレーするのではとの噂も浮かぶ。

    もちろん、メキシコのファンはエルナンデスの功績やカリスマ性から、4度目となるW杯出場、それも自国大会でのプレーを望んでいることだろうが、ラウール・ヒメネスやサンティアゴ・ヒメネスと争っていけるか疑問符が付く。

  • Mexico v Honduras - CONCACAF Nations LeagueGetty Images Sport

    そんなエルナンデスはまた、アギーレ監督が率いる現代表にも言及。好印象を受けているようだ。

    「まずはハビエル・アギーレ監督のもとで好調だし、CONCACAFネーションズリーグを制したり、成果も出している。いよいよW杯というところで、本当に順調にきていると思う。豊富な知識と権限を持つ人物を監督に据えたのは正しい判断だった」

    「そして、傍でラファ・マルケスも素晴らしい仕事をしている。彼らはさらに大きく成長できるはずだし、それこそが僕ら全員が望むことさ」

  • Canada v Mexico - CONCACAF Nations League: SemifinalGetty Images Sport

    自国でのW杯に向けて、さらに強化を図りたいメキシコは6月にスイス代表、トルコ代表と対戦。両試合の位置付けはゴールドカップに先立っての壮行試合となる。