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チャンピオンズリーグ(CL)ラウンド16展望:見どころ・各チームの状況は?

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    クルブ・ブルッヘvsアストン・ヴィラ

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    リーグフェーズ24位でぎりぎりでの決勝ラウンド進出を決めたベルギー王者のクルブ・ブルッヘ。決勝ラウンド・プレーオフでは、リーグフェーズ9位と最上位のアタランタと対戦した中で、ホームでのファーストレグを2-1で制して先勝した。さらに敵地でのセカンドレグも3-1で勝利し、2戦合計5-2でのアップセットを成し遂げた。今季国内リーグで最多56得点をマークしている爆発力が魅力な一方、グスタフ・ニルソン、アンドレアス・スコウ・オルセン、ハンス・ファナケン、フリストス・ツォリスの4選手が同リーグで8得点以上をマークしているように、特定の選手に頼ることなくどこからでもゴールを陥れることが可能。初のCLベスト8入りに向けて機運は高まっている。

    対するアストン・ヴィラはリーグフェーズ8位でストレートインに成功。今季は二足の草鞋に苦慮していることでリーグ戦で9位と上昇しきれていないが、今年に入ってアーセナルやリヴァプールと引き分けるなど、ウナイ・エメリ監督体制の3シーズン目を迎え、地力強化は明らか。今冬にはマーカス・ラッシュフォードとマルコ・アセンシオという実績十分のウイング2枚を加え、成長著しいモーガン・ロジャースを加えた2列目の陣容はさらに強力になっている。

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    ドルトムントvsリール

    プレーオフの末にラウンド16にまでたどり着いた昨季ファイナリストのドルトムント。ヌリ・シャヒン監督が解任され、ニコ・コヴァチ監督が就任すると、スポルティングCPを2試合合計3-0と退けて突破を決めた。エースのセルー・ギラシはCLで10ゴールを挙げるなど頼もしいが、パフォーマンス面の課題は山積み。ブンデスリーガでは11位と低迷しており、コヴァチ監督が解決すべき問題は多い。

    対するリールは並み居る強豪を抑えて決勝トーナメントへストレートイン。決してフロックではないことを証明するように、リーグフェーズではアトレティコ・マドリーを破り、最終節ではフェイエノールトを6-1と粉砕してみせた。ジョナサン・デイヴィッドが6得点を挙げており、守備に不安を抱えるドルトムントにとって危険な存在となるはずだ。

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    レアル・マドリーvsアトレティコ・マドリー

    ラウンド16最注目カードのひとつがマドリー・ダービー。当然、国内では毎年激突しているが、欧州の戦いでも度々しのぎを削っている。CLで一日の長があるのはレアル・マドリー。昨季のチャンピオンチームであり、プレーオフではマンチェスター・シティを一蹴。ジュード・ベリンガムが復活を果たし、キリアン・エンバペがついに覚醒した攻撃陣はついに目を覚ました。2014年と2016年の決勝でアトレティコを破り、2015年と2017年でも、それぞれ準々決勝と準決勝でライバルを敗退へと追い込むなど、欧州でさらに違いを見せるだけに優勢とみる向きは強い。

    ヨーロッパの戦いでは度々涙をのんできたアトレティコ。かつての堅守は失われつつあるが、前線でコンビを組むアントワーヌ・グリーズマンとフリアン・アルバレスの2人は強烈。類まれなリレーションシップを見せる2人がいれば、決して不可能はないはずだ。リーグ戦でのダービーはいずれも引き分けに終わっているが、アトレティコはセカンドレグをワンダ・メトロポリターノで戦えるアドバンテージを活かすことができるか。

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    PSVvsアーセナル

    オランダ王者のPSVはリーグフェーズ14位から決勝ラウンド・プレーオフでユヴェントスと対戦。敵地でのファーストレグを1-2で落としたものの、ホームでのセカンドレグを3-1で勝利し、2戦合計4-3で大物相手に逆転突破を果たした。ピーター・ボス監督体制2年目のチームは今季リーグ戦の得点数で、次位のアヤックス(49得点)を22得点上回る71得点を挙げているように爆発力が魅力。泥臭く仕事をするCFのルーク・デ・ヨングを筆頭に、百戦錬磨のイヴァン・ペリシッチ、チャンスメークと自身も得点が奪えるノア・ラングが前線を構成する中、2列目からの各選手の飛び出しも豊富な魅惑の攻撃を武器にアーセナルに対抗したい。

    対するアーセナルはリヴァプール、バルセロナに次ぐリーグフェーズ3位でストレートイン。プレミアリーグでも第11節以降無敗を継続し、2月に入ってからもマンチェスター・シティを5-1で一蹴するなど、高い完成度を披露している。手術に踏み切った冨安健洋が今季絶望となったことは残念だが、ウィリアム・サリバ、ガブリエウ、ユリエン・ティンバーら強固な守備陣が安定感を下支え。イーサン・ヌワネリやマイルズ・ルイス=スケリーなどの活きのいい若手がインパクトを残していることでチームの活性化も進んでいる。PSVに対しては過去ホーム5試合で3勝2分けの無敗と好相性だけに、まずは敵地でのファーストレグの結果をうまくまとめたいところだ。

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    フェイエノールトvsインテル

    プレーオフではミランを破り、決勝トーナメントへと進んだフェイエノールト。しかし、国内での不振からブライアン・ブリスケ監督が解任され、現在はパスカル・ボシュハールト暫定監督が指揮を執る状況だ。ミランに勝利したとはいえ、セカンドレグではテオ・エルナンデスの一発退場にも救われたことも事実。上田綺世をはじめ負傷者も少なくなく、インテル戦でもチャレンジャーとして挑むこととなる。

    対するインテルはリーグフェーズを4位で終えてストレートイン。失点はわずか「1」と堅守ぶりを見せつけただけではなく、ラウタロ・マルティネス(5ゴール・1アシスト)とマルクス・テュラム(1ゴール・1アシスト)の2トップは世界屈指。互いが互いを活かし合う関係はどのチームにとっても脅威となる。不安があるとすればヤン・ゾマーの不在。親指骨折で3週間の離脱が強いられ、ラウンド16は2試合とも欠場が濃厚だ。頼れる守護神の不在がどう影響するか。

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    バイエルンvsレヴァークーゼン

    ドイツ勢となったバイエルンvsレヴァークーゼン。国内でも首位を争う両チームの対戦は、紛れもなくドイツの覇権を握る一戦となる。プレーオフの末に勝ち抜いたバイエルンだが、思いのほかピッチ上での不安は大きい。ハイラインと守備の稚拙な対応は度々指摘されており、プレーオフのセルティック戦でも露見。加えて、ハリー・ケインが不在であると、得点力が大幅にダウンすることもセカンドレグで痛感させられ、弱点をよく知るレヴァークーゼンとの対戦は苦戦必至だ。

    対するレヴァークーゼンはシャビ・アロンソ監督が指揮を執ってから一度もバイエルンに負けたことがない。先日のブンデスリーガ第22節でも対戦し、スコアレスドローに終わったもののレヴァークーゼンが試合を掌握。チャンスを得点につなげられなかったことだけが唯一の問題だった。国内では8ポイントの差がつく両チームだが、実力にほとんど差はないと見ていいだろう。

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    パリ・サンジェルマンvsリヴァプール

    リーグフェーズではギアを上げるのに苦労していたパリ・サンジェルマン。最終節まで敗退の危機に瀕していたが、最終的には3連勝でプレーオフへ進出。プレーオフではブレストを相手に2試合合計10-0と圧倒し、力の差を見せつけた。ウスマン・デンベレはその潜在能力を遺憾なく発揮し、今冬に加入したフヴィチャ・クヴァラツヘリアも難なくフィット。リーグ・アンで首位を独走するチームはチャンピオンズリーグに全力を注ぐことができ、リヴァプールとのビッグマッチに備えるはずだ。

    リーグフェーズを首位で通過しながら、“ハズレくじ”を引くこととなったのがリヴァプール。リーグフェーズでは7連勝を達成し、最後の1試合ではターンオーバーを敢行したこともあって敗戦しただけだった。アルネ・スロット率いるチームはレヴァークーゼン、レアル・マドリーといった強豪相手にも力を見せつけ、白星を獲得。ユルゲン・クロップ時代からスタイルは変わったものの、モハメド・サラーの得点力は磨きがかかる一方で、ライアン・フラーフェンベルフは中盤で覚醒。PSG相手にも恐れることはないはずだが、マンチェスター・シティ、ニューカッスル、PSGとの連戦は少々不利に働く可能性も。

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    ベンフィカvsバルセロナ

    アウトサイダーとしてチャンピオンズリーグを戦うベンフィカ。プレーオフではモナコを辛くも退け、ラウンド16行きの切符をつかんだ。ケレム・アクトゥルコールやヴァンヘリス・パヴリディスを擁する攻撃陣は強烈で、やや不安な守備を差し引いてもストロングポイントとなる。今季のCLでもアトレティコ・マドリー、ユヴェントスを破った実力は本物で、バルセロナ相手に恐れることはないだろう。

    対するバルセロナもとりわけ欧州では圧倒的な力を見せる。ハンジ・フリック監督が敷くハイラインはリスキーだが、ハマると強い。ハフィーニャとラミン・ヤマルらが牽引する前線はバイエルンを筆頭に多くのチームを蹂躙してきた。比較的恵まれた山に入ったバルセロナにとってベンフィカとのラウンド16は通過点としたいところ。リーグフェーズでは打ち合いとなった一戦(5-4)の再戦となるが、バルセロナが順当に突破できれば、真の優勝候補として名前が挙がり始めるはずだ。

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