Getty/Goal1試合に何点入る!?プレミアリーグ前半戦ベストイレブンを『Goal』国際版が選出

アリソン|リヴァプール
今季のプレミアリーグで最も完成されたGKの1人。ブラジル代表のライバルであるマンチェスター・シティGKエデルソンが見せるような貫禄を、アンフィールドのピッチ最後方で見せている。実際のところ両選手は、GKに求められる技術でも、足元のボールさばきの技術においても互角である。しかしアリソンは、クリーンシート数「12」と失点数「8」は抜きんでている。アリソンの加入は高額だったかもしれないが、リヴァプールが順位表のトップにいる大きな理由の1つである。
Getty Imagesセサル・アスピリクエタ|チェルシー
王者マンチェスター・C戦で圧巻のパフォーマンスを披露し、ペップ・グアルディオラの長きに渡る不敗神話を止めることに大きく貢献した。スタンフォード・ブリッジのファンのお気に入りであり、CBでも右SBとしても問題なく高い次元でプレーしている。今シーズンのプレミアリーグの前半戦においてフル出場を果たしているフィールドプレーヤーは10人しかいないが、アスピリクエタはその1人である。
Getty Imagesフィルジル・ファン・ダイク|リヴァプール
ユルゲン・クロップ監督は昨季開始から世界レベルのCBを探し求め、ついに1月に連れてくることに成功したオランダ代表DF。世界で最も高額なDFは加入以降すぐさまチームの絶対的な存在となった。今季の躍進は間違いなくディフェンス陣の貢献が大きく、その中でもこの27歳の影響力は絶大だ。
Getty Imagesアイメリク・ラポルテ|マンチェスター・シティ
ファン・ダイク同様2018年の1月にプレミアリーグへとやってきたが、加入したチームのプレーに完璧に順応している。左利きのCBを好むグアルディオラ監督により、ビルドアップの起点として重要な役割を担っている。さらにフィジカル的強さを持ってイングランドサッカーにも適応。パス本数「1739」はリーグ2位の数字である。
Getty Imagesアンドリュー・ロバートソン|リヴァプール
リヴァプールはここ数シーズン、プレミアリーグのライバルから最高の才能をもつ選手を獲得するのを常としており、これまでジョルジニオ・ワイナルドゥムやジェルダン・シャチリらを引き入れてきた。その中でもスコットランド代表キャプテンの活躍は目覚ましいものであり、いまやリーグNo.1の左サイドバックと言っても過言ではないだろう。
Gettyルーカス・トレイラ|アーセナル
ウルグアイ代表の小柄なMFは適応に少し時間がかかったものの、ウナイ・エメリ新監督を迎えたアーセナルの心臓となった。派手さはないが、ウルグアイ人らしい激しいタックルだけでなく理性的なカバーリングやインターセプト、ビルドアップでの貢献も大きい。第14節のトッテナム戦(4-2)では値千金のゴールも挙げており、今季最高の補強と言える。エメリ監督の次のチャレンジは、この22歳を長くクラブに引き止めることだ。
Gettyラヒーム・スターリング|マンチェスター・シティ
最後まで戦ったロシア・ワールドカップでの任務を終えたあと、調子を落とすことなくクラブへと合流。今季前半のプレミアリーグで傑出したアタッカーであり、9ゴール7アシストを記録した。負傷の影響でセルヒオ・アグエロやダビド・シルバ、ケヴィン・デ・ブライネらを欠くことも多かった中、力強くチームをけん引した。
Getty Imagesエデン・アザール|チェルシー
プレミアリーグで最も完璧なアタッカーであることは間違いない。彼なしではチェルシーは別のチームになってしまう。マウリツィオ・サッリの攻撃的なスタイルの中で水を得た魚のように躍動し、10ゴール9アシストと圧巻のパフォーマンスを披露。いずれスタンフォード・ブリッジを去ってしまうとしても、得点とアシストが止まることはないだろう。
Gettyモハメド・サラー|リヴァプール
昨シーズンのチャンピオンズリーグの決勝に関するフラストレーションや、ワールドカップでの不発も、もはや過去のことだ。得点ランク首位タイの13ゴールを積み重ねただけでなく、味方へも8アシストを提供。2年連続でアフリカ最優秀選手に輝いた。
Gettyピエール=エメリク・オーバメヤン|アーセナル
ティエリ・アンリ以来、アーセナルで最もインパクトの強い契約だったと言ってもよいだろう。ガボン代表キャプテンは、昨季も含めてプレミアリーグ32試合で22ゴールを記録。今季は13ゴールを記録し、サラーらと並び得点ランク首位だ。
Getty Imagesハリー・ケイン|トッテナム
4季連続で20得点以上を奪っているイングランド代表キャプテンは、ワールドカップの疲労も影響することなく今季も最前線で素晴らしいパフォーマンスを見せている。13ゴールを記録し得点ランクでも首位タイに立ち、リーグ戦やチャンピオンズリーグのタイトルに挑戦するスパーズにおいて、唯一無二の存在感を放っている。
Playing Surface『Goal』国際版選定ベストイレブンはこちら
フォーメーション:4-1-4-1
GK:アリソン
DF:アスピリクエタ、ファン・ダイク、ラポルテ、ロバートソン
MF:オーバメヤン、サラー、トレイラ、スターリング、アザール
FW:ケイン