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得点ランク首位のイカルディはまさかの落選…セリエA前半戦ベスト11を発表!

GK:サミル・ハンダノビッチ| インテル
熾烈な優勝争いを繰り広げるインテルの絶対的守護神。ここまで全試合にフルタイム出場し、8試合でクリーンシートを記録している。スロベニア人GKは、スコアレスドローとなったユヴェントスとのアウェイゲームで、8つの完璧なセーブを含む素晴らしいパフォーマンスを見せ、世界最高のゴールキーパーの1人であることを証明した。
Marco BertorelloDF:メフディ・ベナティア| ユヴェントス
11月末に足首の負傷から復帰して以来、このモロッコ代表は素晴らしい活躍を見せている。彼がビアンコネッリのスターティングメンバーに復帰して以降、ユヴェントスはリーグ戦、カップ戦で8試合連続クリーンシートを飾った。さらに。、優勝争いのライバルであるローマとの一戦では、勝利をもたらす貴重なゴールを決めてみせた。
Getty ImagesDF:ミラン・シュクリニアル| インテル
昨シーズンのサンプドリアや、今夏のU-21EUROでの活躍を見ていたこのスロバキア代表CBを、インテルがわずか2000万ユーロで獲得したことは驚きだっただろう。シュクリニアルは、若干22歳ながら成熟したプレーを披露し、すぐさま「ジュゼッペ・メアッツァ」で定位置を確保した。
Getty ImagesDF:カリドゥ・クリバリ| ナポリ
素晴らしく安定したパフォーマンスを見せているクリバリが、ベスト11へノミネートされるのは自然なことだろう。絶好調のナポリを最終ラインから支えるセネガル代表は、ワールドクラスのCBとしての価値を高め続けている。
Getty ImagesMF:アントニオ・カンドレーヴァ | インテル
今夏、チェルシー指揮官アントニオ・コンテからの熱心な勧誘にもかかわらず、インテルに残留。ネラッズーリが、この30歳を売却しなかったのは正しい決断だっただろう。右サイドを縦横無尽に駆けるウインガーは、今シーズンのインテルにおいて最も頼れる選手である。ここまでセリエAで59回と最も多くのチャンスを作り、最多となる8つのアシストを記録している。
Getty ImagesMF:ミラレム・ピャニッチ| ユヴェントス
開幕からの数ヶ月、ユヴェントスは何選手かの不安定なパフォーマンスに苦しんでいた。そんな中でも、ピャニッチはチームの心臓として素晴らしいプレーを披露。ここまで、34回のチャンスクリエイト、6アシスト、3ゴールを記録している。このボスニア代表よりもインテリジェンスに溢れ、効果的なプレーをできるプレーメーカーは世界中探してみても多くはいないだろう。
Getty ImagesMF:ジョルジーニョ | ナポリ
『Opta』が2004-05シーズンから計測している、セリエAの1試合でのパス成功率トップ10のうち、9つは彼が残した記録である。ナポリの攻撃は、すべてこの25歳のMFを経由しており、抜群のボールキープ能力を見せるジョルジーニョ抜きでは全く別のチームになる。イタリア代表が、スウェーデンとのワールドカップ予選プレーオフ2ndレグまで、彼を起用しなかったことは驚きである。
MF:アレクサンダル・コラロフ | ローマ
ジョゼップ・グアルディオラは、コラロフを放出する意思はなかったいうが、この左サイドバック放出はマンチェスター・シティにとって大きな損出だっただろう。エウゼビオ・ディ・フランチェスコのチームでウィングのようなプレーを見せ、43回のチャンスクリエイトは、リーグ4番目の記録だ。
Getty ImagesFW:ルイス・アルベルト | ラツィオ
今シーズン、ここまでで最大の発見といえるだろう。25歳のアルベルトは、開幕からラツィオの快進撃の中心的存在として活躍。5ゴール6アシストをマークし、カンドレーヴァに次いで2番目に多い48回のチャンスクリエイトを記録した。11月にはスペイン代表でも初キャップを達成した。
FW:チーロ・インモービレ | ラツィオ
得点王争いでは、現在首位に立つマウロ・イカルディの後を追っているが、ラツィオのストライカーは16試合で16ゴールと、1試合平均得点率ではライバルであるインテルのエースを上回っている。インモービレは、今季のセリエAでもっとも多くのゴールに関与しており、アシスト数も7と、ランキング2位につけている。
FW:ロレンツォ・インシーニェ | ナポリ
かつてはひどく安定感のない選手といわれていたが、今では世界で最も美しいプレーを見せるナポリの中心選手に成長を遂げた。地元出身の小柄なFWは、5ゴール4アシストを記録し、ここまで45回とリーグ3番目に多いチャンスクリエイトを記録している。もしジャンピエロ・ヴェントゥーラがもっとインシーニェを起用していたら、アッズーリは来夏ロシアの地を踏んでいただろう。
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