GettyChris Burton
光あれば影あり…「夏の移籍で失敗した15選手」には高額選手も多数
(C)Getty Imagesレナト・サンチェス:バイエルン・ミュンヘン → スウォンジー
EURO2016でポルトガル代表の優勝に貢献し、ゴールデンボーイ賞を獲得した20歳のミッドフィルダーは、栄光から一転屈辱的な凋落を味わい苦しんでいる。大きな期待を背負ってバイエルンへ移籍したが、期待された結果を残すことができず。今季レンタルされたスウォンジーでもうまくいかず、自信も揺らいでしまっていることだろう。
Gettyティエムエ・バカヨコ:モナコ → チェルシー
チェルシーは、ネマニャ・マティッチ売却分4000万ポンドをそのままこのフランス人MF獲得に費やしたが、良い取引ではなかったと言わざるをえないだろう。マティッチは新天地でもその価値を証明しているが、モナコからやってきたバカヨコはプレミアリーグへの適応に苦しんでいる。
Getty Imagesギルフィ・シグルズソン:スウォンジー → エヴァートン
このアイスランド代表は、エヴァートンの他の選手と同様この数週間で復調しているが、彼に付けられた高額な値札に見合う価値を示すためには、まだまだやらなければいけない。トフィーズはスウォンジーに4000万ポンドを支払い、28歳のプレーメーカーを獲得したが、ここまでのところわずか5ゴール。今夏の投資に見合った成果は残すことができずにいる。
ウスマン・デンベレ:ドルトムント → バルセロナ
ネイマールの抜けた穴を埋める存在として、「カンプ・ノウ」にやってきたデンベレ。プロデビューしてわずか2年の20歳に、バルセロナは1億500万ポンドを費やしたが、ラ・リーガデビュー後わずか51分で負傷。“史上最高額の失敗”とみなされないためには、ここから挽回する必要がある。
Getty Imagesテオ・エルナンデス:アトレティコ・マドリー → レアル・マドリー
2016年8月にプロデビューを果たしたばかりだが、レンタルでプレーしていたアラべスで
価値を上げ、同じ街のライバルに加入した。しかしマルセロの壁は厚く、出場はラ・リーガで3試合、コパ・デル・レイで2試合に留まっている。まだ20歳であることから、挽回の余地はまだまだあるだろう。
Getty Imagesジェラール・デウロフェウ:エヴァートン → バルセロナ
古巣に帰還した23歳だが、難しい時を過ごしている。他のクラブで活躍するだけの資質は備えているが、バルセロナでスターになるほどではないだろう。1200万ポンドでの買い戻し条項を行使したものの、出場機会が限られている現状では、放出が噂されるのもやむを得ないだろう。
Gettyディヴォック・オリギ:リヴァプール → ヴォルフスブルグ
開幕から10試合で4ゴールと、レンタル移籍は成功したように思われた。しかし、以降は7試合ノーゴール。22歳にして、早くもキャリアの重要な分岐点に差し掛かっている。
Gettyエメル・トプラク:レバークーゼン → ドルトムント
ドルトムントでのつまづきは、言い訳しようがないものだ。フライブルクとレバークーゼンでブンデスリーガ200試合以上の経験をもつ28歳の獲得は、リスクのないものと思われていたが、彼のポジショニングとゲームの読みには疑いの目が向けられている。
Getty Imagesジェレミー・トルヤン:ホッフェンハイム → ドルトムント
今夏に多くのクラブからの注目を集め、最終的にトッテナムなどとの競争を制しドルトムントが450万ポンドで獲得にこぎつけた。23歳のサイドバックは、時折プレーに迷いが見られ、特に大舞台での不運とも言えるミスが散見されている。
ガビゴル:インテル → ベンフィカ
世界で最も有望視された選手であったが、今回の移籍でも災難が待っていた。2950万ポンドの投資に見合うだけの価値を、インテルでは何も残すことができず。レンタルでベンフィカに新天地を求めたものの、そこでもリーグ選出場わずか1試合と、自身のフォームと出場時間を取り戻すのにもがき苦しんでいる。
Getty Imagesベネディクト・ヘヴェデス:シャルケ → ユヴェントス
プロキャリア350試合出場、W杯優勝経験を持つドイツ代表DFの獲得は、ユヴェントスにとって大きな補強になるとみられていた。しかし、ケガの影響で11月までデビューを待つことになり、さらに出場わずか68分で再び故障者リストに入っている。
Getty Imagesハカン・チャルハノール:レバークーゼン → ミラン
ミランは今夏記録的な大型補強を敢行した。しかし、多くの選手がこのリストに入っていた可能性があるだろう。レオナルド・ボヌッチやルーカス・ビリアら、大半の選手が真価を発揮できていないが、このトルコ人が最悪の補強と言ってもいいだろう。
Gettyコスタス・ミトログル:ベンフィカ → マルセイユ
最終的に1500万ユーロで合意し、マルセイユの一員となったミトログル。しかし定位置を確保できず、公式戦12試合でわずか3ゴールに終わっている。
Getty Imagesヤヤ・サノゴ:アーセナル → トゥールーズ
アーセン・ヴェンゲルは大成すると見込んだようだが、24歳になった今でもパフォーマンスはほとんど改善していない。定位置を確保できず、リーグ戦未だノーゴール。フリーでの移籍だとしても、批判の声が上がるのは当然だろう。
Gettyimagesウェズレイ・スナイデル:ガラタサライ → ニース
アヤックスやレアル・マドリー、インテルでチャンピオンズリーグなど数々のタイトルを獲得してきたスナイデル。しかし、加入後リーグ・アン出場はわずか5試合のみ、ゴールもアシストも残せなかった。
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