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メッシかロナウドか…過去10年で最高の選手トップ20とは?
FRANCK FIFE/AFP/Getty120位:ダニエウ・アウベス(150票)
負傷によりブラジル代表としてワールドカップに臨む希望を砕かれたベテランサイドバック。それもあって今年のGoal 50からは選外となった。だがこの衰え知らずの右サイドバックほど選手はそうはいない。彼は2008年から実に6度も選出されているのだ。
現在はポジションを問わずパリ・サンジェルマンでのプレーを楽しんでいるが、バルセロナで最高のフットボールを披露していた2009年にはGoal 50で6位入賞を果たした。彼が初めてカンプ・ノウにやってきたこの年、カタルーニャのクラブは3冠を成し遂げている。
ROMAN KRUCHININ219位:マヌエル・ノイアー(157票)
バイエルン・ミュンヘンで1年間ケガに苦しんだのちにドイツ代表として臨んだワールドカップは、散々な結果に終わってしまった。そのため、今年のGoal 50からは漏れている。
それでもゴールキーパーというポジションに革命を起こしたこの男はまだ32歳だ。2015年に記録した15位を今後上回ることも十分あり得るだろう。
Getty318位:ルカ・モドリッチ (159票)
今年はキャリア最高の一年を過ごした。エレガントなプレーが持ち味のミッドフィールダーは、所属するレアル・マドリーではチャンピオンズリーグ3連覇の原動力となり、その後迎えたワールドカップでは母国クロアチアを決勝進出に導いた。
また発表されたばかりの今年のGoal 50では、このプレーメーカーが見事頂点に輝いた。この12カ月の彼の活躍ぶりを見れば、初のトップ3入りでトロフィーを獲得するに十分値すると言える。
33歳にして、モドリッチは進化し続けているのだ。
Patrick McDermott417位:ウェイン・ルーニー (160票)
その勤勉さとインスピレーションで、メジャーリーグ・サッカー(MLS)の観衆を楽しませている。13年間過ごしたマンチェスター・ユナイテッドでは、多くのトロフィーをもたらす英雄的な活躍を見せてきた彼が、このトップ20にランクインした。
ユナイテッドのクラブ史上最多得点記録を持ち、オールド・トラッフォードで過ごした間に5度Goal 50にランクインした。最高順位は2009年の10位で、サー・アレックス・ファーガソンの教え子としてプレミアリーグ優勝、チャンピオンズリーグでも決勝進出の原動力となった。
Getty516位:ジャンルイジ・ブッフォン (170票)
Goal 50に6度ランクインした大ベテランは、昨シーズン限りで引退すると噂されていた。だがユヴェントスのレジェンドはパリ・サンジェルマンでキャリアを続けることを選択した。
現在40歳のブッフォンは、今なお世界最高のGKの一人であり続けている。衰えを知らないイタリアのアイコンは去年のGoal 50でなんと2位にランクインした。
Getty Images615位:エデン・アザール (176票)
並外れた攻撃センスの持ち主であり、まだ27歳だが、すでに6度Goal 50に選出されている。
ベルギー代表はここ2年連続で12位だが、最高位の5位に入った2015年にはチェルシーでプレミアリーグ優勝を果たした。
Getty Images714位:アルトゥーロ・ビダル (176票)
確かにかつてのような力強さはない。だが過去10年で最も強力なミッドフィールダーの一人だったことは疑いようのない事実だ。実際、Goal 50に5度選ばれている。
現在バルセロナに所属する31歳のチリ人MFは、スペインでのタイトルも獲得しようとしているが、これまでにもバイエルン・ミュンヘン、そしてユヴェントスでそれぞれドイツとイタリアのリーグ制覇を経験した。代表でコパ・アメリカ制覇を成し遂げた2015年には、過去最高の7位に入った。
Getty/Goal813位:アリエン・ロッベン (177票)
ここ3年はGoal 50に選ばれていない。だがかつて2位に入った彼は、この賞の歴史においても人気の選手の一人だ。
このオランダ人ウィンガーは同賞に5度選出され、2014年にはクリスティアーノ・ロナウドに僅差で1位の座を譲った。その前年、バイエルンが歴史的な三冠を達成した年には6位につけていた。
Getty Images912位:セルヒオ・アグエロ (186票)
マンチェスター・シティ歴代最多得点記録の保持者ともなり、彼は過去10年で最も際立ったフォワードの一人だといえる。
何年も身体的な不調に苦しんでいるが、それでもこのアルゼンチン人ストライカーは6度Goal 50に選出された。同賞が設立された2008年には最高位の10位に輝いている。
Getty Images1011位:ギャレス・ベイル (194票)
1年前には姿を消していたが、今年はGoal 50に帰ってきた。2018年CL決勝リヴァプール戦で挙げた2ゴールが、今も人々の目に焼き付いているためだ。
ウェールズ人ウィンガーは今年同賞で6位に入った。2016年にはEUROフランス大会で母国の準決勝進出の立役者となり、最高位の5位に選出された。
Getty Images1110位:トーマス・ミュラー (199票)
ここ2年間深刻な不振に苦しんでいるが、2010年から16年までの間に5度Goal 50に選ばれた。
彼の最高順位は2013年の4位。バイエルンの3冠に貢献したことが評価された。だが翌年はドイツ代表のワールドカップ優勝があったにもかかわらず、5位止まりに終わっている。
Getty Images129位:ロベルト・レヴァンドフスキ (223票)
常にゴールを記録し続けてきた選手の一人。それを考えれば、7年連続でGoal 50に選出されてきたということも驚きではないだろう。
バイエルン・ミュンヘンのエースは今年33歳になる。ワールドカップでは失望を味わったが、それでもトップ20から漏れたのはわずか2回。2年前には自己最高である8位に輝いた。
Getty Images138位:シャビ・エルナンデス (234票)
史上最高のMFの一人であり、この3年はカタールのアル・サッドでプレーし、2012年以来Goal 50に選出されていない。
にもかかわらず、バルセロナそしてスペイン代表の伝説的プレーメーカーは歴代得票数で8位に入っているのは、この38歳が2008年から12年の間、常に上位7名に入っていたからだ。特に09年から11年の間には3年連続3位に入るという快挙を成し遂げた。

147位:ネイマール (258票)
バルセロナファンは昨年起きたショッキングなパリ・サンジェルマン移籍に打ちのめされたことだろう。ブラジル人スター選手は、自分がこの惑星で最高の選手の一人であることを示すために移籍を決断した。
Goal 50では移籍前まで6度選出、さらに史上最高額の選手になってから2度、累計で8度入賞している。
そんなネイマールだが、2015年の4位以上に入ったことがまだない。この年はリオネル・メッシとルイス・スアレスとともに爆発的な前線を形成し、バルサに3冠をもたらした。
JAVIER SORIANO156位:セルヒオ・ラモス (266票)
彼のことを好きか嫌いか、それと彼の信じられない継続性に敬意を払うこととは別問題だ。
今年は20位に入ったこのセンターバックは、昨年は5位、そして5月にマドリーでCL優勝の栄光を味わった今年も9位に入選した。
Getty165位:ルイス・スアレス (275票)
近年で最も偉大なストライカーの一人と称賛され、過去9回のGoal 50で実に8度入選している。
昨シーズンは31ゴールを挙げてバルサの2冠に貢献したものの、2016年に2位に入ったウルグアイ代表FWは38位にまで順位を落とした。
Getty Images174位:アンドレス・イニエスタ (296票)
34歳の彼がGoal 50に帰ってきた。夏に日本へと旅立ったかつてのバルサのバンディエラは昨シーズンのコパ・デル・レイ決勝のセビージャ戦で、最後のマスタークラスを開いた。
元スペイン代表は通算で9度この賞に選ばれ、2011年と12年には4位に、そして09年には2位に輝いた。
Harry How183位:ズラタン・イブラヒモビッチ (329票)
言うまでもなく、過去10年における世界最高の選手としてまず挙げるべき一人はこの王である。それはGoal 50での得票数を見ても明らかだ。
現在、ロサンゼルス・ギャラクシーのスターとしてプレーするこのスウェーデン人ストライカーは、選外となったのは2回だけで、それも選出時には常に25位以内に入った。3度トップ10入りし、最高位は2009年の5位だ。
Getty Images191位タイ:リオネル・メッシ (534票)
過去10年、常に最高レベルを維持してきた。今年の5位という成績が、彼にとってGoal 50で最低の順位だということからもそれがうかがえる。
アルゼンチン人ストライカーは、この賞が設立された2008年以来常に選出され続け、これまで4度トロフィーを獲得している。だが2015年以降は一度も1位になっていない。
Getty Images201位タイ:クリスティアーノ・ロナウド (534票)
史上最も偉大なストライカーは過去全てのGoal 50のリストに選出されてきた。
レアル・マドリーでCL3連覇を成し遂げたポルトガル人のスーパースターが、この賞でトップ4から漏れたのはただの1度だけ(2010年:9位)。これまで5度1位に輝いている。この成績で、4度戴冠のメッシをわずかに上回った。
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