Buquets Messi Ter Stegen BarcelonaGetty

バルサ今季のベスト&ワースト3は?覚醒GKと“普段通り”のメッシ、期待外れのグリーズマン…

リーガ・エスパニョーラ第10節延期分、バルセロナ対レアル・マドリーが18日にカンプ・ノウで行われる。今季最初の公式戦での“クラシコ”だ。そんな世界が注目する大一番を前に、『Goal』ではそれぞれのチームの前半戦ベスト3プレーヤーとワースト3プレーヤーを選定。公式戦出場10試合以上の選手を条件とし、ダービーでの注目ポイントともに前半戦パフォーマンスを振り返る。今回は、バルセロナ編だ。
  • Messi Ballon d'ore camp nou Barcelona MallorcaGetty

    ベスト3:リオネル・メッシ(16試合)

    今夏のコパ・アメリカで負傷した影響で、開幕から4試合を欠場。初ゴールは第6節と出遅れる形となった世界最高の10番だが、コンディションを取り戻してからは“普段通り”異次元の活躍を続けている。リーグ戦では11試合で12ゴール6アシストをマークし、早くも得点ランクトップタイに。すでに2度もハットトリックを達成し、9試合連続でゴールかアシストを記録するなど、改めてバロンドール史上最多受賞選手であることを証明した。試合をたった1人で決められてしまう唯一の存在だが、現在レアル・マドリー戦は2試合ゴールなし。“クラシコ”歴代最多得点記録保持者(26ゴール)は、その記録を伸ばすことはできるのだろうか。
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  • Frenkie de Jong Barcelona 12072019Getty

    ベスト2:フレンキー・デ・ヨング(22試合)

    総額8600万ユーロ(約107億7000万円:当時)で今季加入したオランダ代表MFだが、適応に苦しむことはなかった。ここまですべての試合に出場し、ベンチスタートはわずか2試合。フィールドプレイヤーでは最多出場時間を記録している。クラブの伝統であるボール保持においてキーマンとなり、ゲームメイクの中心に。もはや欠かせぬ存在となった。
  • Marc-Andre ter Stegen Barcelona 2019-20Getty

    ベスト1:マルク・アンドレ・テア=シュテーゲン(21試合)

    シーズンを追うごとに進化が止まらないドイツ代表GKだが、今季はさらに1ステージ上のプレーを披露。バルサのリーグ戦失点数は「20」であり、クリーンシート数は「4」とやや少ないが、逆に言えば彼だからこそ、この失点数に抑えられていると言ってもいいだろう。第15節アトレティコ・マドリー戦(1-0)では、彼の驚異的なセーブが勝ち点3に繋がった。もちろんシュートストップだけでなく、持ち前の足元の技術を活かして相も変わらず攻撃の起点となり続けている。
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  • Junior Firpo BarcelonaGetty Images

    ワースト3:ジュニオル・フィルポ(10試合)

    ジョルディ・アルバのバックアップとして今季加入し、そのJ・アルバの負傷によって出番を得ていたが、期待されたオフェンス面で貢献しているとは言い難い。初先発飾った第5節グラナダ戦(0-2)では45分間で交代となっており、ここまで記録したアシストは1つのみ。逆に守備面で穴になることが多い。前々節のマジョルカ戦では日本代表MF久保建英の対応に苦労させられ、前節ではJ・アルバの復帰に伴いベンチ外に追いやられている。
  • 2019_10_30_busquets

    ワースト2:セルヒオ・ブスケツ(18試合)

    優雅なボールタッチと確かなビジョン、鋭い読みと危機察知能力で長きにわたってバルサを支えてきた“心臓”だが、今季は以前に比べるとややパフォーマンスが落ちている。持ち得る能力を最大限発揮できない試合も多く、途中でベンチに下がることも増えてきた。とはいえ最も頼れる1人であり、“クラシコ”でも先発が濃厚。対レアル・マドリー戦で19勝(8分10敗)と勝ち越している31歳は、ここにきて調子を上げてきており、大一番で本来備える中盤の支配力を示す準備を整えている。
  • Antoine Griezmann Barcelona 2019-20Getty Images

    ワースト1:アントワーヌ・グリーズマン(21試合)

    様々な物議をかもしながら、1億2000万ユーロ(約146億円:当時)という巨額の移籍金で加入したフランス代表アタッカー。しかし、メッシやルイス・スアレスといった存在により左WGへと追いやられ、期待に応えられていない状況が続いている。本人も口にするように上述した2人との連携は未だ深まっておらず、リーグ戦得点数は「6」と物足りない数字だ。バルサの選手として初めて臨む“クラシコ”で自身の価値を証明し、今季を最高のものにするためのキッカケを掴めるのだろうか。
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