アーセナルがシーズン終盤の重要な試合でビッグゲームに強い選手を必要としていることは明らかである。近年リーグ優勝を「自ら逃した」と非難されてきた彼らの真価が問われる一戦で、試合を決める選手が必要だ。そうした部分を考慮すると、ジェズスの経験値と姿勢は、ギェケレシュより評価できるかもしれない。
マルティネッリが以前指摘したように、他のアタッカーたちはジェズスとのプレーを好んでいるという。彼が「連携とローテーションを好んで行う」ため、前線に流動性が生まれるからだ。これは指揮官にとって非常に貴重な要素である。アルテタも「ガビには、周囲の人たちを突然結びつけるという非常に特別な資質がある。それはチームとして必要なものであり、我々をより良くしてくれる」と語っていた。
もちろん、だからといってギェケレシュの出番がないわけではない。4つの大会を戦うというだけでも、ギェケレシュ、ジェズス、そしてハヴァーツ3人の力は絶対に必要だ。ジェズスもインテル戦後にこう語る。
「誰もが先発を望んでいる。僕は非常に敬意を払う人間だ。もう子供じゃない。28歳だ。だからフットボールを理解している。ヴィクが途中出場してゴールを決めたのは、本当に嬉しい。僕が得点し、ヴィクも得点したことが何より嬉しい。カイもチャンスさえあれば必ず得点すると確信している」
ジェズスの言葉は彼の性格を端的に表すとともに、今後数日、数週間、数カ月において、彼がどのような形で起用されようと、アーセナルにとってどれほど重要な存在となるかを浮き彫りにした。
「僕の最大の強みは、チームがタイトルを獲得するために必要なことは何でもする覚悟があることだ。シティでは様々な役割を担ったね。時には得点の負担を分担し、時にはウイングでプレーし、また時にはフィジカルを活かしてプレーをつないだ。チームを助けるために常に9番(ストライカー)である必要はない。僕は天気を楽しむためにここにいるんじゃない。歴史を作るためにいるんだよ」
アーセナルは25日、プレミアリーグ第23節でマンチェスター・ユナイテッドと激突する。これまでメンタリティの弱さが指摘されていた彼らにとって、今季こそ「違い」を証明する絶好の機会だ。そしてこの一戦では、それにふさわしいメンタリティを持った選手が起用されるべきだろう。今この時点で考えると、ふさわしいストライカーがどちらかは明白なように思える。