カタール・ワールドカップ2022で輝くであろう15人の若手スターたち

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ロシアでのワールドカップが終了したが、すでに次回大会へ向けて数多くの若手が頭角を現してきている。『Goal』はそんな若手の中から特に有望な15人の選手に焦点を当てる。

ロシアでのワールドカップの激闘も終わり、『Goal』はカタールで行われる次回のワールドカップで輝くであろう若手たちに焦点を当てる。

今大会はフランスの優勝で終わり、ルカ・モドリッチとキリアン・ムバッペが最優秀選手と最優秀若手選手にそれぞれ選ばれた。4年後のカタール大会では一体誰が名声を得るのだろうか。

今大会出場した国々は次世代に輝くさらなるタレントたちがいるが、今大会出場できなかった国々にももちろんたくさんの次世代スター選手たちがいる。

今回『Goal』では2022年カタール大会で頭角を現してきそうな15人の選手たちに焦点を当てる。

  1. Getty Images

    ヤシン・アドリ(フランス)

    今大会優勝したフランスにこれ以上のタレントがいないと思っているならば、残念なお知らせである。もっと才能に溢れた選手たちが4年後に向けて頭角を現してきている。

    ダイナミックなミッドフィルダーであるヤシン・アドリはそんな未来がある選手のうちの一人である。彼は所属するパリ・サンジェルマンにおいて2017-18シーズン最終戦にてすでにデビューを飾っている。

    アーセナルの新監督ウナイ・エメリはアドリの獲得を望んできたが、彼はパルク・デ・プランスで才能を開花させる道を選んだようだ。

  2. Getty

    ホッセム・オアール(フランス)

    リヴァプールとバルセロナがすでに彼の獲得に向けて動き出ししているというように、ヨーロッパからの注目を集め始めている。

    昨シーズンのリヨンにおいて19歳ながらレギュラーを張っていた。多才な才能をもつ彼はフランスがカタール大会でチャンピオンの座を守るために重要なメンバーになりうる可能性を秘めている。

    本職はセンターミッドフィルダーであるが、10番のポジションでもウイングでもプレーすることができる。

  3. Télam

    サンティアゴ・アスカシバル(アルゼンチン)

    今大会で決勝に進出した前回大会の再現ができなかった大きな原因の一つにハビエル・マスチェラーノがセントラルミッドフィルダーでプレーすることを拒んだことがあげられる。

    そのマスチェラーノは今大会を最後に代表から引退すると宣言したが、新たなアルゼンチン代表監督はシュトゥットガルトでプレーするサンティアゴ・アスカシバルが彼の役割を引き継いでくれることを期待している。

    21歳のアスカシバルは中盤の底でアルゼンチンの攻撃サッカーを支えることができる才能と規律を持っている。

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    ヨッシプ・ブレカロ(クロアチア)

    今大会で決勝までたどりついたクロアチアのピークは今だと言うかもしれないが、ヨシップ・ブレカロのような才能あふれる選手たちが今の代表選手たちを脅かすようになれば。クロアチアにはさらなる明るい未来がある。

    20歳のブレカロは2017年をシュトゥットガルトで過ごしたが、その活躍を見たヴォルフスブルクはローン期間を早々に切り上げて今年1月にチームへと呼び戻した。

    彼の中盤の攻撃的なポジションならばどこでもこなせる多才さは、どんな戦術であっても、監督が誰であっても重宝されるだろう。

  5. Backpagepix

    堂安律(日本)

    母国のガンバ大阪でデビューし、1年間のレンタルで移籍したフローニンゲンでは印象的な活躍を残した。その活躍が認められ、フローニンゲンは完全移籍のオプションを行使し、3年契約を結んだ。

    本田圭佑や長友佑都、香川真司や岡崎慎司といった選手たちの代表でのキャリアが終わりに差し掛かっている日本サッカーにおいて、ダイレクトプレーがうまく、両足を使える堂安は、弱冠20歳で彼らに代わって次世代を担う最有力候補のうちの一人として見られている。

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    カイ・ハベルツ(ドイツ)

    今大会で屈辱的なグループリーグ敗退を喫したドイツは次大会に向けてリロイ・サネ以上に期待できる選手たちがいる。その次世代の代表のファーストチョイスを狙う筆頭がカイ・ハベルツである。

    レヴァークーゼンにおいてクラブ史上最年少ブンデスリーガデビュー(17歳126日)をした彼は、19歳にしてすでに60試合以上に出場している。

    ハベルツは魔法のような左足を持ち、どの角度からも攻撃でき、セットプレーのスペシャリストになっているだけではなく、ミドルシュートも脅威となっている。

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    ディエゴ・ライネス(メキシコ)

    まだ18歳であるディエゴ・ライネスはクラブ・アメリカのレギュラーとして1年以上プレーしている。彼はメキシコがワールドカップの5戦目に到達できない呪い(キント・パルティード)を終わらせるべく次世代の才能あふれる集団の先頭に立っている。ウィンガーである彼はDFに対して臆することなく勝負を仕掛け、狭いスペースから抜け出す足元のうまさもある。さらに見た目からは想像できない体の強さがあり、体の大きなDFにも負けることはない。

    メキシコがカタール大会に出場できるとしたら、ライネスは自動的にサイドのファーストチョイスとなるだろう。

  8. KFA

    イ・カンイン(韓国)

    バレンシアのBチームでプレーするイ・カンインは母国の勧告で最も話題のサッカー選手のうちの一人となっている。

    メインのポジションは攻撃的ミッドフィルダーであるが、ウイングも同じようにこなせる能力がある。17歳の彼の左足はドリブルでディフェンダーをかわすだけではなく、ストップ不可能なシュートも放つ。

    ユースの試合で見せるセットプレーでのキック精度も優れており、このまま期待通りに成長していけば4年後のカタール大会で目立った存在となっているに違いない。

  9. Getty Images

    マルコム(ブラジル)

    ブラジル代表のポジション争いが非常に熾烈なので、マルコムはまだセレソンのメンバーとなれていない。

    ウイングでプレーするマルコムは21歳にして速く、ボールタッチもうまく、落ち着いており、自信に満ち溢れている。間違いなく2022年のワールドカップ制覇を狙うブラジルの中心となる選手であろう。

  10. FIFA.com/Getty

    フアン・ミランダ(スペイン)

    ただバルセロナとスペインでプレーする目立ったサイドバックではなく、18歳のミランダはここから数年にかけてクラブと代表での活躍が確約された勝ち馬である。

    180cmオーバーの身長と、ダイナミックな走りによって左サイドを駆け回る姿は、かつてイタリアがワールドカップで優勝した際の左サイドバックであったファビオ・グロッソを彷彿とさせる。

    彼の真骨頂は機会があればボールを奪い取ろうとする情熱によって支えられた守備での存在感である。

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    メイソン・マウント(イングランド)

    多くの人はチェルシーからローンで放出された若手と聞くと、もうトップチームに戻る希望がなくなった選手と思うかもしれない。しかし、メイソン・マウントはそんな若手たちとは明らかに違った才能を持っている。

    ある人たちは彼を次世代のフランク・ランパードと呼ぶ。ローンに出されたフィテッセでの過去12か月で見せてきたプレースタイルはランパードの特徴と似ているところが多くある。

    代表監督のギャレス・サウスゲートは彼のようにトップチームに代わったルートで上がった選手たちを多く招集してきたことから、チェルシーでのキャリアにかかわらず、2022年大会のイングランドのキープレイヤーとなっている可能性は大いにある。

  12. Goal

    ケレチ・ヌワカリ(ナイジェリア)

    彼もまたプレミアリーグから経験を積むためにローンへ出されている選手である。ケレチ・ヌワカリはアーセナルのトップチームに昇格し、ナイジェリア代表としてワールドカップにも出場したアレックス・イウォビと同じ足跡をたどることを期待されている。

    セントラルミッドフィルダーとして大きなストライドのドリブル、そして強烈な右足でのシュートは20歳であっても十分に通用するレベルにある。ローン先のマーストリヒトやVVVフェンロでの評判は上々であり、評価を高めている。

    2018-19シーズンのローン先はこれまでよりさらに高いレベルにあり、もしかしたら近い将来ウナイ・エメリのトップチームの下でチャンスを得るかもしれない。

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    クリスチャン・プリシッチ(アメリカ)

    怖いもの知らずの攻撃的プレーですでにボルシア・ドルトムント、そしてアメリカでスターとなっている。屈辱の予選敗退をした2018年のワールドカップのリベンジを果たし、2022年のカタール大会に出場できたとしたら、彼はアメリカの中心選手となっているだろう。

    19歳のプリシッチの催眠術のようなボール扱いはブンデスリーガの若手において最も目立っている。そしてブンデスリーガの外国人選手において最年少でゴールを決めた選手でもある。

    サイドのワイドの位置でも本来プレーしている真ん中でもどちらでもプレーできる能力を持ち、2022年のアメリカ代表は彼を中心としてチーム作りがされるであろう。

  14. ProShots

    シャビ・シモンズ(オランダ)

    彼はまだ15歳になったばかりの選手であるが、バルセロナの下部組織において宝石と呼ばれる彼が2022年11月までにオランダ代表のスターになっているのは不可能ではない。

    小柄なミッドフィルダーである彼はボール扱いに長けており、それを最大限生かせる視野の広さもある。常にチームメイトにパスを出せるよう周りを見ているし、いとも簡単にディフェンスをかわすこともできる。

    ドリブルしているときはボールが吸い付いているように足元から離れることはない。オランダがカタール大会でワールドカップの舞台に戻ってくるときには、彼はその道のりのいいアクセントとなるだろう。

  15. Getty Images

    オレクサンドル・ジンチェンコ(ウクライナ)

    オレクサンドル・ジンチェンコは次回大会にウクライナが出場するために欠かせない存在となっているだろう。すでにペップ・グアルディオラを納得させるようなプレーをしている。

    マンチェスター・シティに所属する彼は最初のシーズンにもかかわらず、ウィングバックとして14試合に出場しており、将来が期待されるプレーをしている。

    4バックの左でプレーしているが、素晴らしい危険予知能力を見せている。しかし、もっとも彼が輝くのは攻撃の際にボールを持ったときである。

    ウクライナ代表としても17試合に出場しており、間違いなくこれから数年で欠かせない存在になるだろう。