zion suzukiGetty Images

手術のGK鈴木彩艶、日本で復帰に向けた一歩目。現地メディアは「楽観的な見通しを示唆している」

パルマの日本代表GK鈴木彩艶はすでに復帰に向けた道のりを歩み始めたようだ。『パルマ・トゥデイ』が伝えた。

2024年夏からプレーするパルマで守護神を務める鈴木。今シーズンも正GKとして開幕から活躍し、ジェノア戦ではプレーヤー・オブ・ザ・マッチに輝くなどピッチ上で大きなインパクトを残している。しかし、8日の2-2で終わったミラン戦で鈴木は負傷。左手の第3指と舟状骨に骨折を負ったことが分かっており、手術に踏み切っていた。

日本で手術を行ってから15日程度が経過したが、鈴木はすでに日本の国立スポーツ科学センターでトレーニングと初期の再活性化セッションに取り組んでいるとのこと。回復の道のりについて同メディアは「予想を超えるもの」と伝え、鈴木についてこう続けた。

「回復期間は約4か月と推定されているが、鈴木選手がこれほど早く復帰できたという事実は、結果に慎重ながらも楽観的な見通しを示唆している」

なお、鈴木の代役としてGKビセンテ・グアイタがパルマに加入。「チームメイトの鈴木が重傷を負ったため、複雑な時期にここに来た。パルマから代理人と私に連絡があり、チームを助けに来てくれるかどうか尋ねられた。ここに来て、チームに貢献できることを嬉しく思う」と話している。

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