Zion Suzuki Parma 05252025(C)Getty Images

鈴木彩艶の市場価値が33億円超に急騰!セリエA守護神4位、世界のGKでも17位タイ

移籍情報サイト『Transfermarkt』が、セリエA所属選手570人の市場価値を更新するなか、パルマに所属する日本代表GK鈴木彩艶の市場価値が急上昇している。

ナポリが2年ぶり、クラブ史上4度目の優勝を果たした今季のセリエA。王者のDFアレッサンドロ・ボンジョルノやスコット・マクトミナイがそれぞれ5000万ユーロの大台に乗った一方で、連覇を逃した昨季王者インテルのFWラウタロ・マルティネス(9500万ユーロ)、DFアレッサンドロ・バストーニ(8000万ユーロ)、FWマルクス・テュラム(7500万ユーロ)、MFニコロ・バレッラ(7500万ユーロ)は、市場価値ランキングにおいて前回の更新から変わらず最上位を維持している。

一方で、昨夏からパルマでプレーする鈴木は、市場価値が3月の1400万ユーロから2000万ユーロ(約33億5000万円)へと大きく上昇。ナポリやミランなどからの関心も報じられている22歳の日本代表GKだが、チームは16位でシーズンを終えたものの、評価はさらに高まっているようだ。昨夏にシント=トロイデンから加入した当時と比べると、市場価値は250万ユーロから8倍にまで跳ね上がっている。

これにより、セリエAのGKの中で鈴木は、市場価値2500万ユーロで1位タイのフランス代表GKマイク・メニャン(ミラン)、セルビア代表GKミレ・スヴィラル(ローマ)、元U-21イタリア代表GKマルコ・カルネセッキ(アタランタ)に次ぐ単独4位にランクイン。なかでも最年少であることを考えると、来季も現在のパフォーマンスを維持できれば、市場価値のさらなる上昇は必然とも言えるだろう。

なお、鈴木はパルマ所属選手の中で1位タイの市場価値を記録。日本人選手全体では、マインツのMF佐野海舟と並ぶ5位タイ、さらに全世界のGKランキングでも堂々の17位タイにランクインしている。

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