マンチェスター・シティ所属のウクライナ代表MFオレクサンドル・ジンチェンコが、殺害予告など脅迫を相次いで受けていると告白した。
ウクライナ代表MFジェンチェンコは14日に行われたUEFAネーションズリーグのドイツ戦に出場。この試合はウクライナが先制しながらもドイツが3ゴールを返し、3-1で決着した。ジンチェンコは前半23分、敵陣でボールロストをして失点の一因になったことから、批判の的となっていた。
ジンチェンコは自身のSNSで、心無いコメントが多数寄せられていることに、失意のコメントを発している。
「ドイツ戦の後、僕のところにはあまりに酷いコメントが寄せられている。それは僕だけでなく、家族に対しての殺害予告も含まれているんだ」
「確かに敵陣でボールを失ったことにより、失点の原因となったかもしれない。だが僕ら家族の死を望むような声は本当に適切だろうか?ドイツに敗れて落胆していたが、サポートしてくれるどころか、不適切な言葉をぶつけてくる人物がいることに、ただただ失望しているよ」
第5節を終えて勝ち点6。リーグ3位のウクライナはネーションズリーグのグループ4第6節で、スイスと敵地で戦う。すでに1位での勝ち上がりは絶望的となり、2位~4位でフィニッシュの可能性を残している。
もしスイスに敗れた場合、4位に転落してリーグB降格となる可能性があるだけに、ウクライナにとって引き分け以上の結果が求められる。現地時間17日のスイス戦に向け、ジンチェンコは次のように語っている。
「間違いを犯すことが許されない状況であることは承知している。それでも前を向いて出来る限りのことをしたい。ウクライナとして最良の結果を得られるよう、最終戦で全力を尽くす」
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