元レアル・マドリー監督のジネディーヌ・ジダン氏が、再び指導者を務める意思を明確にしている。
現役時代には“史上最高の選手の一人”という地位まで登り詰め、監督としては選手時代の古巣でもあるレアル・マドリーで、チャンピオンズリーグ3連覇の偉業を成し遂げたジダン氏。2021年にマドリー指揮官としての第二次政権を終えた後は、契約を結ぶアディダスの広告を除いて表立った活動をしていない同氏だが、監督業に復帰する意欲があるようだ。
イタリア『ガゼッタ・デッロ・スポルト』主催の“フェスティバル・デッロ・スポルト”に参加したジダン氏は、今後の方針について問われて次のように返している。
「間違いなく、再び監督を務めるよ。古巣のユヴェントス? ユヴェントスは常に私の心の中にある。未来に率いることになるかは、まだ分からないがね」
「しかし私が抱える目標の一つは、フランス代表を率いることだ。どうなるか、見てみようじゃないか」
監督業の復帰および、フランス代表を率いる意欲を示すジダン氏。なおディディエ・デシャン現フランス代表監督は今年2月、2026年ワールドカップ終了後にフランス代表&ユヴェントスの元チームメートでもあるジダン氏が、自身の後任になることを望んでいた。
「私は疲れても空っぽにもなっていない。しかし自分のサイクルが終わるとは思っている。ジダンは理想的な監督候補だし、私の後継者になってくれたらいいね。だが、それは彼と連盟会長の決断になるだろう」
