元ペスカーラ指揮官のズデネク・ゼーマン氏がナポリを訪れた際にインタビューに応じ、EURO(ユーロ)2020やセリエAなどについて語った。イタリアメディア『スカイスポーツ』が伝えている。
過去にローマやラツィオ、ナポリなどの指揮官を務め、長いキャリアの大部分をセリエAやセリエBで過ごしてきたゼーマン氏。そんなチェコ出身指揮官は、自身がペスカーラ時代に育て上げたイタリア代表MFマルコ・ヴェッラティやFWチーロ・インモービレらが、EURO2020を舞台に躍動していることを喜んでいる。そしてロベルト・マンチーニ率いるイタリアは、大会の優勝候補であると持論を展開した。
「彼らが居場所を見つけたようで満足している。それにカリアリ時代に指導した(アレッサンドロ)フロレンツィや(ニコロ)バレッラもいる。私は開幕前からイタリアがNo.1の優勝候補だと思っている。対戦相手も強いが、このチームなら相手が誰であろうと渡り合えるクオリティがあると確信している。マンチーニは選手を使うのが上手いし、これほど才能ある選手がいるならよりやりやすいだろう」
■後継者のイタリアーノやモウリーニョらに見解
続いてゼーマン氏は、スペーツィア指揮官で来シーズン以降の去就が注目されている43歳のヴィンチェンツォ・イタリアーノに言及。「イタリアーノは私の後継者だ。私がシチリアで指導していた頃から、私のファンだと言っていたよ。フィジカルを使ったり、強いプレスをかけたりする彼のカルチョは好きだ。技術的にセリエAで指導できる実力を示した」と称えた。
さらにチェコ人指揮官は、ローマ指揮官に就任するジョゼ・モウリーニョやラツィオのマウリツィオ・サッリ、ナポリのルチアーノ・スパレッティに見解を示した。
「モウリーニョとサッリが良い仕事をすることを期待しているが、どちらも優勝は無理かもしれない。スパレッティは良い指揮官だが、その性格から選手たちと問題を起こしたことがある。クラブにふさわしい人物であることを示さなければならない」
最後にゼーマン氏は、愛弟子のFWロレンツォ・インシーニェに言及。過去の逸話を明かした。
「最初に彼を見たのは、ナポリのプリマヴェーラでプレーしていた時のこと。それからカヴェーゼに移籍したが、出場機会を与えられなかった。そこで私は彼をフォッジャへ連れて行くことに決めた。私は才能ある若手を信じているからね。彼は私の下だけでなく、ナポリや代表でも良いパフォーマンスを見せてきた。彼にはナポリに残って欲しい」
