2019-11-23 Zaccheroni AlbertoGetty Images

ザッケローニ氏が明かす…セリエAの現役指揮官でお気に入りは誰?一方の期待外れは?

元日本代表監督のアルベルト・ザッケローニ氏が、イタリアのサッカー情報サイト『トゥット・メルカート・ウェブ』のインタビューに応じ、現在セリエAで指揮を執る指揮官らについて持論を展開した。

かつてミランでスクデットを制し、インテルやユヴェントスなどセリエAを代表するビッグクラブの指揮官を務めた経験を持つザッケローニ氏。UAE(アラブ首長国連邦)の指揮官として臨んだ2019年1月のアジアカップを最後に一線から退くと、イタリアメディアを中心にコメンテーターなどを務めてきた。そんなザック氏が今シーズンのセリエAについて言及。自身が推す指揮官として、現在8位と好調のヴェローナのイヴァン・ユリッチを挙げた。

「ヴェローナについて話したいことがある。私はユリッチが好きなんだ。彼のことは注意深く追っている。ただ8日のミラン戦では、2-0でリードした後に、守備固めに下がってしまうとは予想していなかった。時には、負けを覚悟してでもアイデンティティを守った方が良いような場合もあると考える」

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元日本代表指揮官は、このほかに注目する指揮官について問われると、アタランタのジャン・ピエロ・ガスペリーニや自身の教え子である日本代表DF吉田麻也が所属するサンプドリアのクラウディオ・ラニエリに言及。「前にも話したが、私はアタランタのプレーが好きなんだ。それからラニエリの適応力にも拍手を送るべき。彼は常に現代的な指揮官であり続けている」と賛辞を贈った。

最後にザック氏は、期待外れだった指揮官について質問を受けると、持論を展開。「失望とまでは行かないが…」と前置きしつつ、「(アントニオ)コンテはチームの管理能力を示したと言えるが、インテルにはもっと多くを期待していた。ピッチ外の問題があるのかどうかは分からないが、コンテのチームには闘志や適度な緊張感がないように思う」と語った。

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