元日本代表監督のアルベルト・ザッケローニ氏がイタリア紙『ガゼッタ・デロ・スポルト』のインタビューに応じ、今後のセリエAの行方について予想した。
かつてミランやユヴェントスなどセリエAのビッグクラブの指揮官を歴任し、ミランでは1998-99シーズンに監督就任1年目にしてスクデット獲得を達成したザック氏。そんなイタリア人指揮官は、今冬のメルカートによりチャンピオンズリーグ(CL)出場権争いを巡る勢力図に変化が出ると見ている。
セリエAは現在、23試合を終えて首位が53ポイントのインテル。4ポイント差でナポリとミランが追い、その背後に43ポイントの4位アタランタ、42ポイントのユヴェントスが追う展開となっている。そんな中、ザック氏は今シーズンの得点王争いで首位タイの17ゴールを挙げたFWドゥシャン・ヴラホヴィッチのユヴェントス移籍合意が報じられたことに言及した。
序盤に大きく出遅れたマッシミリアーノ・アッレグリのチームが今後、盛り返してくると予想している。
「どのチームがCL出場権争いから脱落するか? 2、3週間前にこの質問をされていたら迷わずに『ユヴェントス』と答えていただろう。挽回を期待できるようなものが本当になかった。だが現在、手持ちのカードがミックスされたことで、アッレグリのチームは伸びてくるだろう。ヴラホヴィッチが加わることで、チームが進化するかどうか見てみよう。適応のための時間が必要になるとはいえ、セルビア人FWは重要な補強になる」
ザック氏は一方、ジャン・ピエロ・ガスペリーニ率いる4位アタランタの不安要素を感じ取っているようで、「アタランタについては対照的な印象を抱いている。選手たちにこれまでのようなハングリー精神が見られない。カルチョにおいては、熱意こそ成功のための基盤になる」と述べた。


