レヴァークーゼン戦でベンチ外となったブレーメンFW大迫勇也について、地元メディア『WESER KURIER』が分析している。
今季は未だノーゴールが続く大迫勇也。さらにチーム内での存在感も薄れており、ベンチに座る試合や先発しても後半開始時に交代となる試合が増えている。そして、ブンデスリーガ第15節レヴァークーゼン戦(1-1)では、ついにベンチ外となった。
そんな大迫について、『WESER KURIER』が特集。「最初はきれいな言い回しだった」として、7日の試合前会見でフロリアン・コーフェルト監督が「ユウヤはトップコンディションではない。その状態から抜け出させるために共に頑張りたい」と語っていたことに触れ、「この共同作業が何であるか、レヴァークーゼン戦の1時間前に明らかになった。そして、それは素敵なものではなかった」と、ベンチ外について分析している。
「オオサコがブレーメンのスカッドに入っていないということは、彼が戦力外であるということだ。少なくとも、この1試合はそうだ。これは2018年夏にケルンから450万ユーロで加入して以来、初めてのことである。コンディションが良ければ常にチームに帯同していたからだ」
「時として外部からの厳しい批判を受け続けてきたオオサコを擁護していたコーフェルトが、今になって見限ったという事実は、先週末の怒りがいかに大きいかを物語っている。0-2で敗れた(前節)ウニオン・ベルリン戦、コーフェルトはパフォーマンスの乏しさゆえにオオサコを前半のみで交代させた。それが満を持しての措置だったようだ」
そして、以前にも噂されたJリーグ復帰など、1月の移籍市場で放出される可能性もあると指摘している。
「木曜日、指揮官は基本的にはオオサコとのプランを明確に強調していた(『彼のプレーのクオリティーは我々にとって非常に重要だ』)。しかし同時に、レヴァークーゼン戦で彼が必要とされなかった事実は、そのクオリティーをピッチ上で示すのを待つという意志が衰退しているのを示している」
「我慢は終わりを告げている。したがって、今回の移籍期間中に母国へ売却する可能性は低くない」
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