2021-03-06 Suzuki Yuma Sint-Truidense STVVGetty Images

4億円オファーは断りも…鈴木優磨のフェネルバフチェ移籍交渉に進展?

シント=トロイデンFW鈴木優磨の去就について、ベルギー『VOETBAL Belgie』が特集を組んだ。

鹿島アントラーズから2019年にシント=トロイデンへ加入した鈴木。すると2シーズン目となった今季は絶対的なエースに君臨し、欧州主要リーグ日本人最多記録となるシーズン17ゴールをマーク。ベルギー内外で高い評価を受けた。そんな鈴木には国内外から多くのクラブか関心を寄せているとみられ、今夏の去就に注目が集まっている。

そして『VOETBAL Belgie』は、冨安健洋(ボローニャ)や遠藤航(シュトゥットガルト)、鎌田大地(フランクフルト)らシント=トロイデンからステップアップを果たしたほかの日本人選手と比較しつつ、「さらなる一歩を踏み出すかもしれない」と分析した。

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同メディアによると、シント=トロイデンはすでに鈴木に対して届いた300万ユーロ(約4億円)のオファーを断っている模様。選手本人はステップアップの時期と考えており、トルコ強豪フェネルバフチェから具体的な関心が寄せられているようだ。

そしてシント=トロイデン側も、条件の良いオファーがあれば鈴木の取引に協力するという。フェネルバフチェは交渉の切り札として、今季はレンタルでワースラント=ベフェレンでプレーして12ゴールを奪ったミヒャエル・フライの譲渡を検討しているようだ。トルコ一部メディアでは、交渉は順調に進んでいるとも伝えられている。

来季はヨーロッパリーグへ出場するフェネルバフチェ。スカッドの刷新をもくろんでいると伝えられる中、トルコの名門クラブは鈴木を新エースとして迎え入れるのだろうか。

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