yuma suzuki stvv(C)STVV

17ゴールで偉業達成の鈴木優磨が語る…「人に良いことをしたら必ず返ってくる」

シント=トロイデンFW鈴木優磨が、チームの勝利と自身の2得点を喜んでいる。

6日に行われたジュピラーリーグ第31節で、ワースランド・ベフェレンと対戦したシント=トロイデン。1点ビハインドで迎えた32分、鈴木がCKから同点弾を記録する。さらに51分には橋岡大樹のアシストからムボヨが勝ち越し弾を決め、75分には鈴木のシュートがムボヨに当たって3点目。1点を返されたが、84分には橋岡のアシストから鈴木がダメ押しとなる4点目を奪った。4-2で勝利を収めている。

これで今季得点数を「17」に伸ばし、欧州主要1部での1シーズン日本人最多得点記録を打ち立てた鈴木。2ゴールでシント=トロイデンの残留を確定させたエースは、試合後クラブの公式YouTubeチャンネルで試合を振り返った。

以下に続く

「連戦で、前の試合は運動量が多くて良かったですが、この試合はコロナから帰って来た選手も多くいたので、準備期間が少なくて精神的にも疲れたし、最初は思ったよりも体が動かなくて難しかったです。入りが良くなくて、ラッキーな部分もありますけど、勝てたのはデカイと思います。1点ビハインドになりましたけど、チームとして焦ってはない。でも入り方が悪かったのは間違いないので、修正点はそこかなと」

そして、自身の同点弾について「(アシストしたクリスチャン)ブリュルスは必ず俺のこと見てくれているし、良いボールが来る。いつもクロス上げてくれと言っているので、流れてくるのは予想していたので触るだけでした」と説明。橋岡のアシストから決めた2点目については、「橋岡君も1失点目のミスは自分だとわかっているし、前半は引きずっていました。でも後半はなんとか取り返したいという思いが……“まぐれクロス”で点が取れました(笑)」と笑みをこぼしながら振り返っている。

17ゴールを奪って欧州主要1部での1シーズン日本人最多得点記録を更新するなど、今季は残留争いに巻き込まれたシント=トロイデンで目覚ましい活躍を見せる鈴木。絶好調の理由は、利他的なメンタリティにあるようだ。

「前節PKを譲って色々と言われたんですけど、サッカーは人に良くしたら絶対に返ってくると思っているし、それでムボヨが自信ついて今日2点取っている。逆に僕が2点取れたのは、そういうところで自分を出しすぎずにチームメイトのことを考えた結果が繋がっていると思う。サッカーはギブ&テイクで、良いことをしたら必ず返ってくると信じているので、今回の勝利とムボヨの2得点、僕のゴールは満足できるものです」

最後に、シーズン今後に向けて「今年は残留に途中から重点を置いていたので、何とか一安心。またすぐ試合が来るので、良い準備をして1つでも勝てるように頑張りたい」と意気込んでいる。

▶ベルギーリーグ観るならDAZNで。1ヶ月間無料トライアルを今すぐ始めよう

【関連記事】

広告