横浜FCは10日、中村俊輔らトップチームスタッフ退任を発表した。
元日本代表MFの中村氏は現役時代は横浜F・マリノスやセルティック、横浜FCなどでプレー。現役引退後は2023年から横浜FCのトップチームコーチに就任していた。チームは今季J2降格が決まり、中村氏は退任についてこのようにコメントしている。
「まずは、今シーズンもクラブをご支援ご声援いただき誠にありがとうございました。コーチとしてJ1残留を果たせずにとても悔しい気持ちと、応援していただいている全ての皆様に申し訳ない思いです。この度6年半在籍した横浜FCを離れることを決断しました。私の中で熟考し、さまざまな思いや葛藤がありましたが指導者として、ひとりのサッカー人として新しい挑戦を求めた末に決めました。2019シーズンにオファーをいただき、そこから現役引退、私の引退試合の開催、指導者ライセンスの取得など、クラブに関わる全ての皆様の多大なるご協力に感謝申し上げます。選手としても指導者としても横浜FCではたくさんの想い出と貴重な経験をさせていただきました。横浜FCで過ごした素晴らしい時間は、私の今後の人生にとってかけがえのないものとなります。横浜FCは大きく飛躍できるクラブだとこの6年半で感じました。必ずJ1の舞台に戻り、J1で活躍するクラブになることを祈っています。共に戦ってくれた選手スタッフの皆様、どんな時でもクラブを応援してくれたサポーター、パートナー企業のみなさま、あたたかいご声援を本当にありがとうございました」
なお、竹内清弥コーチ、村井泰希GKコーチ、アナリストの和氣昌平氏の退任も発表された。
