横浜F・マリノスは19日、AFCチャンピオンズリーグ・エリート(ACLE)で上海海港と対戦した。
前節までで勝ち点を16稼ぎ、最終節を待たずにラウンド16進出が決まっていた横浜FM。19日に迎えた敵地での上海海港戦では、エースFWアンデルソン・ロペスや宮市亮、ヤン・マテウスらを先発で起用している。
前半はシュート10本を記録したもののノーゴールに終わった横浜FMだが、後半は開始直後にヤン・マテウスがチャンスを迎えるなど積極的な入りを見せる。51分にはヤン・マテウスがボックス内で倒れるも笛は鳴らず。54分には植中朝日がヘッドを放ったものの、枠の僅か左へ外れている。
ゴールが欲しい横浜FMは62分、エウベル、渡辺皓太、井上健太を一気に投入。状況の打開を図る。すると64分、大きな先制点を奪った。植中朝日が天野純とのワンツーでボックス内に侵入し、冷静にネットを揺らした。アウェイチームが良い時間帯に先制する。
リードした横浜FMは、68分にピンチを迎えたもののGK朴一圭が正面でキャッチ。そして69分、大きな追加点を記録する。井上健太が右サイドからクロスを送ると、天野純が胸で押し込んだ。ゴール後には、チームメイトともに子供の誕生を祝うゆりかごパフォーマンスを披露している。
2点先行した横浜FMはその直後、ボックス内でグスタボのヘッドを許したものの、ここもGK朴一圭が抑えて無失点をキープ。終盤もボールをコントロールしながら、井上健太の鋭いクロスなどでチャンスを作る。ダメ押しの3点目こそ奪えなかったが、クリーンシートで2-0と敵地で勝利を飾った。
この結果、横浜FMはACLEで5連勝を達成。勝ち点を19まで伸ばし、首位に浮上してリーグフェーズの日程を終えている。
