徳島ヴォルティスは18日、元日本代表FW柿谷曜一朗が現役を引退することを発表した。
セレッソ大阪の育成組織出身で、2006年にプロデビューを飾った柿谷。早くから日本代表のアンダーカテゴリーでもエースとして活躍すると、2009年~2011年の徳島への期限付き移籍を経て、2014年にはスイスの強豪バーゼルへと加入して海外挑戦をスタートさせた。その後2016年にC大阪へ復帰し、2021年には名古屋グランパスへ加入。2023年からは再び徳島でプレーを続けていた。
2014年にはワールドカップの日本代表メンバーにも選ばれ、2試合に出場した柿谷。しかし昨季はJ2リーグの舞台で29試合出場無得点に終わると、契約満了により徳島を退団し、フリーの状況が続いていた。そして18日、徳島から現役を引退することが発表されている。34歳FWは、クラブ公式HPで以下のように語っている。
「徳島ヴォルティスのファン・サポーターの皆さまをはじめ、徳島で支えていただいた皆さま、私、柿谷曜一朗は2024シーズンをもって引退することを決めました」
「引退するにあたって、アカデミーの時からお世話になったセレッソ大阪で記者会見の場を設けていただくことになりました。その際に徳島の皆さまにも、自分の言葉で直接気持ちを伝えられたらと思っています。これまで応援していただき、本当にありがとうございました」
