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物議を醸すヤマルの発言は「決して口にしてはならない言葉」…現地記者が憤る「反暴力委員会が介入すべき」

スペイン現地では、バルセロナのスペイン代表FWラミン・ヤマルの発言が物議を醸している。

今季はケガの影響があったものの、公式戦7試合で3ゴール5アシストと驚異的なパフォーマンスを続けるヤマル。しかし、26日にレアル・マドリーとの“エル・クラシコ”を控える中で残した発言が物議を醸している。

人気司会者イバイ・リャノス氏のインタビューを受けた際、レアル・マドリー側がいわゆる“ネグレイラ事件(バルセロナが当時の審判技術委員会副会長に対し750万ユーロを支払っていたとして調査中の事件)”を問題視していることについて問われると、「彼らは盗み、文句を言って、僕の知らないようなことをするんだよ」と発言していた。

この発言にレアル・マドリーは「うんざり」しており、ヤマルが「プロフェッショナルとしての基本的なルールすら遵守していない」と認識しているとも伝えられているが、スペイン著名記者ロベルト・ゴメス氏も『マルカ』で強く非難した。

「ラミンの発言は極めて重大だ。これはまず彼に、そしてバルセロナのチームメイトに非常に深刻な結果をもたらすだろう」

「このような白熱する試合の前には慎重にならなければいけない。彼の発言に対しては、反暴力委員会が介入するべきだろう。バルセロナは公に警告を与えるべきだ。私的でも構わないが、これを無視はできない」

「この発言は極めて重大であり、クラシコを間違った方向へヒートアップさせてしまう。フットボールの美しい瞬間を台無しにしてしまうよ」

さらに、「ラミンは以前にベルナベウでも喝采を浴びた選手だ。だが、レアル・マドリーのファンはあの発言を絶対に忘れないだろう。『盗む』なんて言葉は忌々しい。決して口にしてはならないんだ」とし、「彼には素晴らしいポテンシャルがあるのに、こうしたことは彼にとってもスペインフットボールにとっても良いことではないよ」と憤りを吐露した。

また、アウル・バレラ記者も「彼にはメッシになる選択肢があるのに、ピケのような存在になりたいようだ。彼は間違いを犯すと思うよ」と苦言を呈している。

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