バルセロナFWラミン・ヤマルが、同クラブの歴代ベスト11を選出している。
バルセロナのSNSは、ヤマルがベスト11を選出する動画を公開。7月13日で18歳となる若手選手の選出だけに、近代のバルセロナを代表した選手たちがその名を連ねている。
3-4-3のシステムで、ゴールキーパーに選ばれたのはビクトール・バルデス。ヤマルはその理由を「自分の頭の中では、僕たちが擁してきたGKの中で最も歴史的な選手だ。自分自身が見てきた中でね」と説明している。
DF3枚は右からジェラール・ピケ、カルレス・プジョール、ハビエル・マスチェラーノで、同様にフラットに並べられた中盤4枚には順調にチャビ・エルナンデス、アンドレス・イニエスタ、セルヒオ・ブスケツを選出し、さらにロナウジーニョを含めている。ロナウジーニョを中盤の選手とした理由は「前線の選手たちは決まっていて、もうスペースがないから」と語った。
その前線は、やはりというべきか、あの名物トリデンテだった。「当たり前だ」と最初に選んだのはリオネル・メッシで、「もちろん彼も選ぶよ。一番大好きな選手だった」と次に名前を呼んだのは、彼の最たるアイドルであるネイマール。そして最後に「彼はトップだ」とルイス・スアレスを選出し、2015年にラ・リーガ、コパ・デル・レイ、チャンピオンズリーグの三冠を達成するなどしたクラブ史に残るトリデンテ、“MSNトリオ”を完成させている。
なおヤマルのこのベスト11には、「ヨハン・クライフやディエゴ・マラドーナといったそのほかの史上最高クラスの選手たちをなぜ忘れるんだ？」という声も寄せられているが、世代的に選出するのは難しかったのかもしれない。