Xavi Hernández Barcelona

チャビ、苦しみ抜いて勝利したビジャレアル戦の感想は…「彼らは敗戦に値しなかった」

27日のラ・リーガ第15節、バルセロナは敵地ラ・セラミカでのビジャレアル戦に3-1で勝利した。チャビ・エルナンデス監督は、バルセロナ指揮官就任後、最も思い通りにならない試合だったとの感想を述べている。

バルセロナは20分あたりまでは主導権を握ったものの、その後ビジャレアルの攻勢に遭い続けることに。それでも後半開始直後にMFフレンキー・デ・ヨングが先制点を決めたが、76分にFWサミュエル・チュクウェゼの同点ゴールを許してしまい、その後も決定機を量産された。だが88分にロングボールからFWメンフィスのゴールで勝ち越すと、94分にMFフィリペ・コウチーニョが自ら獲得したPKを決め、2点差で勝利を手にした。

チャビ監督は試合後、苦戦したことを素直に認めつつ、ビジャレアルのパフォーマンスに賛辞を述べた。

「私たちは後半と前半の終盤に苦しむことになった。彼らはチャンピオンズレベルの相手なんだ。ハイプレッシングを突破することに苦労したし、本当に骨が折れた。今日はダイレクトプレーが効果を持つ日だったんだ……。チームは自分が思ったよりも主導権を握ることができなかった」

「苦しんだよ。彼らの同点弾は私たちの馬鹿げたスローインから生まれた。今日の勝ち点3は黄金で、勝利は恵みの水だ。ビジャレアルは負けるに値しなかった。とても均衡した試合だったし、私がここまで率いた中で最も支配できず、最も勝利に値しなかった試合だった。それでも、相当に士気が上がる勝利だ。選手たちはすべてを出し尽くした」

試合内容は低調だったとはいえ、バルセロナは今季ラ・リーガのアウェー戦で初勝利、初の連勝を達成。チャビ監督のもとで、流れが変わりつつあるのかもしれない。

「自分が持っている監督かどうかは、今後の試合で分かるだろう。とにかく、この試合の勝利は運ではない。2ゴール目はすでに練習していた戦術的状況から決めたものだったんだよ。私たちは素晴らしい対戦相手に勝利したんだ」

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