MessiGetty Images

チャビがメッシ復帰を歓迎「彼はフットボールで私たちの助けになれる。爆発的なプレーは失われつつあるが、まだ何年も高いレベルでやれる」

バルセロナのチャビ・エルナンデス監督が、パリ・サンジェルマンFWリオネル・メッシの復帰を“戦力”として歓迎している。

ジョアン・ラポルタ会長がメッシ復帰に躍起になっていることは周知の事実だが、チャビ・エルナンデス監督が6月に36歳となる同選手を実際に“戦力”として必要としているかどうかは、これまで不透明だった。

そしてスペイン『スポルト』とのインタビューに応じたチャビ監督は、メッシをバルセロナサポーターのアイドルとしてではなく、決定的なプレーを見せるフットボール選手として迎え入れたい希望を明らかに。次のように語っている。

「メッシがフットボール的に私たちの助けになれる。そのことに疑いはない。会長にそのことは伝えてあるよ」

「私に疑いは何もない。彼は今なお決定的な選手で、今なお貪欲だ。勝者であり、リーダーであり、ほかとは一線を画す選手なんだよ」

「メッシがチームに何をもたらすのか? ラストパス、セットプレー、ゴール……。彼はアタッキングサードで違いを生み出せる選手だ。つまりは私が望むプレー、スタッフたちが望むプレーに合致しているということなんだよ。私にとって疑いは何もない。彼は多大な貢献をしてくれる。ただ、すべては彼次第だ。レオがどうしたいかに依存しているんだよ」

メッシをどのポジションで起用する考えなのだろうか。

「レオはいくつものポジションでプレーできる。偽9番、ウィング、さらにはインサイドハーフとね。ここ最近の彼はラストパスを出している」

「おそらくプレーの爆発性は失われてきている。が、私たちはワールドカップで再び並外れたメッシを目にしたはずだ。思うに、彼はまだ何年もハイレベルでやれるはず。私たちを助けてくれるはずだ」

メッシが復帰するとして、危惧されるのは現チームのインテンシティーの高い守備に参加するのかどうかだ。

「結局、デンベレにクンデと同じレベルの守備を求めることはできない。ウィングはぼんやりしていることもあるし、80分過ぎに20分のときのように自陣に戻ることはできない」

「しかしプレーと仕事の義務は全員が背負っている。ロベルト・レヴァンドフスキという世界的スターでも私たちのハイプレス、ボールを失った直後のプレス、やや下がり目のブロック構築に適応している。つまりは、新たに加入する選手たちにも同じことが言えるんだよ」

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