バルセロナは21日にラ・リーガ第4節延期分、敵地サンチェス・ピスフアンでのセビージャ戦に臨む。前日会見に出席したチャビ・エルナンデス監督は、首位レアル・マドリーと勝ち点6差で2位に位置するセビージャに対して称賛の気持ち、さらには打ち勝つ意欲を表している。
「セビージャにはラ・リーガ王者になる用意がある。昨季もそうだったようにね。明日勝てば彼らは首位との勝ち点差を3まで縮められる。セビージャはあらゆる大会の優勝候補だ」
「私たちにとってはチャンスだね。対戦するのは直接的なライバルなのだから。国外ではバイエルンなどがいるが、しかし国内にもセビージャのような見事な働きぶりを見せているクラブが存在する。ロペテギは最高の監督の一人であり、モンチだって素晴らしい。彼らはまさに模範的なクラブだ」
「私たちはセビージャに勝ち点10差をつけられている。彼らは素晴らしい監督が率いる強力なチームだが、こちらにも勝利する意欲がある。勝てれば、大きく士気が上がるだろう」
「今回も勇敢に戦うのかって? もちろんだ。高い位置からプレスを仕掛けて、敵陣でボールを奪い、攻撃を仕掛ける……。それが私たちのプレーモデルなんだよ。誰が相手であろうと、私たちは勇敢であり続ける」
バルセロナはレアル・マドリーに勝ち点16差をつけられているが、チャビ監督はここから逆転優勝を果たす可能性も否定しなかった。
「勝ち点16差はあまりに大きいが、しかしリーグ戦はまだ多くの試合が残されている。私たちは何も否定しない。問題は収めていく結果、競い合っていけるか、しっかり守れるかだ……」
チャビ監督はその一方で、チームで最低クラスの年俸で引き抜きも噂されるMFガビについて言及。2023年まで結ぶ契約をすぐにでも延長する必要性を説いている。
「もう契約を延長しなければならない。足りないならば、全員でお金を出し合おう。彼、アンス、ペドリ、アラウホは大切な選手だ。ガビはクラブの未来であり、こういったタイプの選手は逃しちゃダメだ。クラブはすでに動き始めているよ」




