cubarsi pedriGetty Images

チャビ、17歳クバルシのスペイン代表招集に…「ペドリと同じことが繰り返されないよう願う」

バルセロナのチャビ・エルナンデス監督が、DFパウ・クバルシのスペインのフル代表招集について言及している。

EURO2024へ向けて調整を行うスペイン代表は、22日のコロンビア戦、26日のブラジル戦の招集メンバーに17歳のクバルシを含めた。18歳の頃に選出されたセルヒオ・ラモスを上回り、DFとしてはスペイン最年少での招集だ。

今年初めにクバルシをバルセロナのトップチームでデビューさせたチャビ監督は、同選手のフル代表招集を喜びながらも、今後についての不安もちらつかせる。フル代表に呼ばれたクバルシは今夏EURO2024のほか、パリ五輪の代表チームに含まれる可能性もささやかれているが、チャビ監督はまだ完全には出来上がっていない体に大きな負担がかかることを危惧した。

「(クバルシの招集を)私たちは喜ばしく思っている。(スペイン代表監督)デ・ラ・フエンテの勇敢さを嬉しく思うよ」

「しかし、私は同じことが繰り返されないようにも願っている。彼みたいな若手が、ネガティブな舞台に祭り上げるようなことがあってはならないはずだ」

「これ以上、私からは何も言うことはできない。五輪やEUROに臨ませるかを、私が決断することはできないのだからね」

チャビ監督の「同じことが繰り返されないようにも願っている」という発言は、バルセロナMFペドリに関してのもの。現在21歳の同選手は、バルセロナでブレイクを果たした2020-21シーズンの終わりにEURO2020、東京五輪のどちらにも参加して、シーズンを通して73試合に出場した。その無理が祟ってか筋肉系の怪我を繰り返すようになり、以降の3シーズンで71試合を欠場。現在も負傷離脱中だ。

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