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92分のアラウホ弾でソシエダを下したバルセロナ、チャビ「私たちは勝利に値しない。勝てるなんて思っていなかった」

4日のラ・リーガ第12節、バルセロナは敵地レアレ・アレナでのレアル・ソシエダ戦に1-0で勝利した。チャビ・エルナンデス監督は試合後、自チームのパフォーマンスが勝利にふさわしくなかったと振り返っている。

前半を中心にソシエダに試合を支配されたバルセロナ。しかしながら92分にDFロナルド・アラウホがダイビングヘッドでネットを揺らし、勝負強さを見せて勝ち点3を獲得している。

1-2で敗れた前節のクラシコ後には「私たちは勝利に値した」と話していたチャビ監督は、今夏の試合では真逆の感想を述べている。スペイン『モビスタール・プルス』とのインタビューで、次のように語った。

「先週の私たちは勝利に値したが勝てなかった。だが、この試合では勝利に値することなく勝ってしまった」

「クラシコ後に頭を切り替えたはずなのに、あの敗戦の影響を感じさせる形で、インテンシティーなく試合に入ってしまったね……。私たちは貴重な勝ち点3を持ち帰ることになる」

「ハーフタイム、疲れを感じている選手は手を上げるように言ったよ。疲れていないならば、もっとインテンシティーを持ってプレーしなくてはならない。この一戦ではデュエルやセカンドプレーに勝つことが肝要だったが、ラ・レアルが私たちは上回っていた。私たちはチャンスをわずかしかつくれなかったんだ。この勝利は、本当に重要なものとなる」

「私たちは良くなかった。反省する必要がある。良いプレーを見せられなかったし、これは進むべき道ではない。レアル・マドリー戦は本当に素晴らしかったのだがね。今日はインテンシティーを欠いていた。レアル・マドリーに敗れた影響がまだあるのだろう。最初の20〜25分間は受け入れられるものではなかった。試合に勝てることは期待していなかったよ」

チャビ監督は、勝利に値しない試合で勝つことも、タイトルを獲得するチームには必要との見解も示している。

「私たちは反省しなくてはならない。ラ・レアルは私たちより優れていた。もっと良い結果に値したはずだ」

「インテンシティーを発揮することに交渉の余地はない。ただ良いプレーを見せずに勝てるのが、チャンピオンとなれるチームだ。この勝利は本当に貴重なものだよ」

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