XaviGetty Images

チャビ、勝ち点100獲得でのラ・リーガ優勝は意識せず「気にするのは優勝できるかできないか。レアル・マドリーは現リーグ&CL王者で手強いチームなんだ」

バルセロナは5日にラ・リーガ第20節、本拠地カンプ・ノウでのセビージャ戦に臨む。前日会見に出席しチャビ・エルナンデス監督は、ホルヘ・サンパオリ監督率いるチームへの警戒感を表している。

「順位的には沈んでいるかもしれないが(セビージャは現在13位 )、難しいチームとの対戦だ。サンパオリは偉大な監督で、守備の仕事ぶりも素晴らしく、見事なハイプレスを仕掛けてくる。彼らは経験豊富な選手たちを揃えた反逆のチームだ。私たちは良い調子にあるが、しかし良い点数で試験に合格しなければならない」

ラ・リーガ前半戦で勝ち点50を獲得し、ラ・リーガ及びクラブ記録の勝ち点100ペースで優勝へ突き進むバルセロナ。だがチャビ監督は、記録については意識していないようだ。

「100ポイントは気にしていない。意識するのは優勝することだけだ。その後、もし記録に並べるならば、もちろん歓迎するよ。しかし重要なのは優勝を果たすことにほかならない」

「バルセロナが優勝本命か? 私は本命とは感じていない。優勝候補の一つだよ。私たちはラ・リーガ、チャンピオンズリーグの現王者と優勝を競い合っているんだ。最終節、またはその前の節まで彼らと競うことになるだろう。今は勝ち点5をつけているが、彼らから力強さを感じている」

チャビ監督のバルセロナはMFセルヒオ・ブスケツ、MFフレンキー・デ・ヨング、MFペドリ、MFガビを同時起用することで、プレーの質をさらに上げたように感じられる。

「私たちはどんなシステムでも快適にプレーできている。していることは昨季と変わらないが、今季はより多くの素晴らしい選手を擁していることで選択肢が増えた。システムというよりも選手たちに依存していることだ。ペドリ、ガビ、ブスケツ、フレンキーを同時に起用すればボールを失う回数は減るし、チームはより快適かもしれないがね」

「フレンキー? 彼はいつだって重要な選手だった。ライン間でプレーでき、ボールを奪い、技術もある。バルサの中盤でプレーするためのあらゆるコンディションを揃える、世界最高の一選手だよ」

その一方でチャビ監督は、FWウスマン・デンベレが負傷離脱した影響を問われると、次のように返答している。

「1対1の場面は減ることになる。チーム内では彼が最も1対1を得意としているわけだからね。相手を抜き去って優位性をつくる……まあ、それはハフィーニャ、アンス、フェラン、さらにはマルコスやクンデもできることだ。加えて、違うところでチームの長所をつくっていければいいんじゃないかな」

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