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バルセロナは19日のラ・リーガ第26節、本拠地Spotifyカンプ・ノウでのレアル・マドリー戦に2-1で勝利した。チャビ・エルナンデス監督は試合後、まだ優勝が決まったわけではないことを強調している。
前半立ち上がり、FWヴィニシウス・ジュニオールにDFロナルド・アラウホのオウンゴールを誘発されたバルセロナだが、前半終了間際にMFセルジ・ロベルト、後半終了間際にMFフランク・ケシエがゴールを決めて逆転勝利。2位レアル・マドリーに勝ち点12もの差をつけることに成功している。
しかしながらチャビ監督は、今回のクラシコ勝利で優勝が決定的になったことは否定する。試合後の会見で次のように語った。
「いや、決定的ではないよ。私たちは今夜チャンピオンになったわけではない。まだ道は長いんだ。しかし本当に満足している。選手たちが成し遂げていることを、今こそ評価しなくてはならない。彼らは何度も批判を浴びてきたが、今日私はとても誇らしい気持ちで帰路につくことができる。繰り返すが、今こそ選手たちが現在行っていることを評価しなくてはいけないんだ」
「たとえ大きな差をつけているとしても、気を緩めてはいけない。しかしファンの喜びは理解できるし、今日は鳥肌ものだった」
レアル・マドリーのアンチェロッティ監督は、81分のMFマルコ・アセンシオのゴールがVARの介入から取り消されたことについて、「疑いが残る」と語っていた。そのことについて意見を求められたチャビ監督は「驚いている」と返した。
「オフサイドは明確なものだった。それは科学的な話だろう。アンチェロッティの発言には本当に驚いている。それはオフサイドかそうではないかという話で、議論の入る余地などない」
「今日、私は大きな喜びを感じた。コパ準決勝ではそうではなかったが、今日の私たちはマドリーを上回っていたと思う。チームはすべてを出し尽くしたし、だからこそ誇らしい気持ちでいっぱいだよ」