バルセロナは26日にラ・リーガ第23節、敵地エスタディオ・メディテラネオでのアルメリア戦に臨む。前日会見に出席したチャビ・エルナンデス監督は、堅守を見せるであろうアルメリアを相手に、忍耐強く戦う必要を説いている。
「アルメリアが3バックと4バックのどちらを使うか? 私たちがルビ(アルメリア監督)の頭に入り込むことはできない。とにかく苦戦を強いられるだろう。彼らはホームで強く、多くの勝ち点を獲得してきた。ジローナに敗れたことでもう少し守備意識を高めるだろうがね」
「私たちは試合を支配しなくてはならない。落ち着いて戦うべき一戦となるだろう」
ミッドウィーク、マンチェスター・ユナイテッドに逆転負けを喫してヨーロッパリーグ(EL敗退)・プレーオフで敗退したバルセロナ。チャビ監督は、まだ勝ち取れるタイトルが残っていることを強調した。
「私から伝えたいメッセージは、まだ続いていく、ということだ。(ELよりも)チャンピオンズで敗退した方が失望は大きかった。痛みはあるが、しかし私たちにはラ・リーガとコパがあるんだよ。シーズンを良い形で終えなければならない。私たちはラ・リーガとコパで戦っていく。タイトルを獲得し続けるんだ」
「負けるとうんざりしてしまう。それでも戦い続けなければ。昨日だって太陽は昇ったんだ。謙虚な気持ちで努力し続けなければいけない」
先のユナイテッド戦は後半から相手に主導権を握られたが、チームの持久力、フィジカルに問題はないことを強調している。
「私たちはフィジカル的に最高のチームだ。どこよりも走り、どこよりもインテンシティーとプレーリズムが高い。チームの状態は良いと思っている」
「プレーの姿勢やフィジカルの問題ではない。足りないのはフットボール的なことだ。選手たちは走っているよ。私たちは彼らの姿勢を誇らしく思っている」




