XaviGetty Images

チャビ、ビルドアップ苦手なアラウホについて「バルセロナの下部組織出身ではないから仕方ない。改善はしている」

バルセロナは13日にラ・リーガ第28節、本拠地カンプ・ノウでのオサスナ戦に臨む。前日会見に出席したチャビ・エルナンデス監督は、激しい守備から速攻を仕掛けるオサスナへの警戒感を表している。

「彼らは5バック、4バックと状況によりシステムを使い分ける。シーズン前半戦の彼らは前からプレッシングを仕掛けてくる時間もあったが、基本的には後方で私たちを待ち受けていた。彼らは縦に速く、とてもアグレッシブなチームで、難しい試合を強いられるだろう」

チャビ監督はまた、MFセルヒオ・ブスケツが出場していない試合で、MFニコではなくMFフレンキー・デ・ヨングにアンカーを務めさせている理由を問われると、こう返した。

「ニコになるときだってあるだろう。ペドリはあそこじゃプレーできないが、ニコはもちろん可能だ。しかし、彼にはゴール前への飛び出しという武器もあるからね。別に中盤の底でプレーできないと思っているわけではない」

チャビ監督はその一方で、対人戦では絶対的強さを誇るDFロナルド・アラウホが、攻撃の組み立てを苦手としていることにも言及。「プジョールやマスチェラーノに、ビルドアップのパスの出し方を教えさせた方がいいのでは?」との指摘に対して、ウルグアイ代表DFの今後の成長に期待を寄せた。

「そうしたことは考えていない。アラウホは私たちが到着してから最も成長した選手だ。ボールなしでできることは誰もが知っているし、ボールを持ったプレーでもサイドチェンジなどをするようになった。しかし、確かに最善の解決法を見つけられないときもある。彼はバルセロナの自家製の選手ではないからね」

「彼はここの下部組織で成長したわけではなく、バルサBのために加入した選手だった。いずれにしても、彼は成長しているし、より大胆にパスを出せるようになってきている」

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