XaviGetty Images

チャビ、インテルシティ戦を「ほぼつまずいていた」と振り返った記者に噛みつく。「そいつは新しいな、おい(笑)。つまずいてほしかったんだろう?」

バルセロナのチャビ・エルナンデス監督が、記者会見で記者に噛みつく一幕があった。

8日のラ・リーガ第16節、敵地シビタス・メトロポリターノでのアトレティコ・マドリー戦を前に会見に出席したチャビ監督。スペイン『アンテナ3』の記者が質問をしたとき、同指揮官はある言葉の表現に反応している。

『アンテナ3』の記者はバルセロナの前試合、コパ・デル・レイのインテルシティー戦(4-3)について言及。チャビ監督のチームは実質3部のチーム相手に3度にわたって追いつかれて延長戦の末に勝利を収めたが、その記者が「前回のインテルシティとの“ほぼつまずいた”試合について質問をしたいのですが……」と語り始めると、同指揮官は質問を遮って、笑みを浮かべながら次のようなやり取りをしたのだった。

チャビ「“ほぼつまずいた”? 面白いじゃないか、おい(笑)。そいつは新しいな」

記者「つまり、あの試合は…」

チャビ「つまり勝ったチームについて“ほぼつまずいた”って言うんだな(笑)」

記者「いえ。考えられていたよりも難しい試合だったということで……」

チャビ「とんでもないな。“ほぼつまずいた”って(笑)」

記者「質問したかったのは、もし……」

チャビ「そうなることを望んでいた。そうなってほしかったんだろう(笑)?」

記者「いえ、私は違います」

チャビ「ハハハハ」

記者「言いたかったのは、もしコパで生き残り続けるならば……」

チャビ「面白いよ。なぜなら、私たちは失態を免れたということなんだからね。ほかのチームは次戦に進出して、バルサの場合は失敗を回避したって意味になるわけだろう?」

記者「いえ…私は比較をしているわけではないです」

チャビ「いやいや、私から君にそう言わせてもらうよ」

チャビ監督にとって、“ほぼつまずいた”という表現はまったく適切なものではなかったようだ。

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