バルセロナは2日にラ・リーガ第19節、敵地ソン・モッシュでのマジョルカ戦に臨む。前日会見に出席したチャビ・エルナンデス監督は、新型コロナの離脱者が続出する中での試合開催に否定的なコメントしている。
「プレーする理由が分からない。私たちは規定を尊重する。が、チームは17~18人も離脱者がいて、11人がCOVIDなんだよ。カフェイン抜きの試合になってしまうし、マジョルカにとっても私たちにとってもギリギリの状況だ。私たちは現在も検査を受けており、さらなる離脱者が出る可能性だってある」
「私は理解ができないんだ。なぜ延期しないのか、理解ができないんだよ」
ラ・リーガは新型コロナで離脱者が出ているチームについては、トップチームの最低出場人数を7人から5人まで引き下げることで対応している。
「皆、良い1年を。全員の健康を心から祈らせてもらうよ。しかし私たちはギリギリの状況だ。離脱者はユムティティ次第で17~18人にもなるんだよ。もう、試合を延期すべきだろう。大会の質を落とすことになるし、マジョルカだって不満を言っていたはずだ」
「ラ・リーガ前半戦には南米の選手たちが代表チームから戻ってこれず、いくつかの試合が延期になった。もっと良識を持たなくては。これは不満ではない。言い訳でもない。そうじゃなくて現実なんだよ。バスケットボールの試合だって延期したろう」
「ラ・リーガが強制するならば、試合をしようじゃないか。私たちは良い形で練習に取り組んだ。しかしカオスのような状況だ。私たちは勝つために戦うさ」




