Memphis Barcelona Espanyol Liga 20112021Getty

シャビ・バルセロナが初陣飾る!メンフィスPK弾でエスパニョールを破り…ラ・リーガ5試合ぶり勝利

20日のラ・リーガ第14節、バルセロナは本拠地カンプ・ノウでのエスパニョール戦に1-0で勝利した。

心のクラブであるバルセロナが危機的状況に陥ったことを受け、リスクが大きいながらもシーズン途中での帰還を決断したシャビ監督。その初陣はエスパニョールとのダービーとなった。

シャビ監督は予告通り、スタメンにサプライズを用意。GKテア・シュテーゲン、DFミンゲサ、ピケ、エリック・ガルシア、ジョルディ・アルバ、MFニコ、ブスケツ、デ・ヨング、FWガビ、メンフィス……、そして17歳のイリアスをトップチームでデビューさせて右ウィングに配置した。

シャビ監督を率いるバルセロナは、やはり伝統のバルセロナだった。クーマン前監督のようにパス交換から選手が動いていくのではなく、配置とパス回しから攻撃を展開。前半は70パーセントのボール保持率でもって、5バックのエスパニョールを崩そうと試みた。前半最大の決定機を迎えたのは14分のこと。ペナルティーエリア内右のイリアスがフリーでシュートチャンスを迎えたものの、ミートさせられなかったボールはクロスバーの上へと飛んでいる。

主導権を握りながらスコアレスで試合を折り返したバルセロナ。イリアスをアブデに代えて後半をスタートさせると、48分にシャビ監督体制初ゴールが生まれた。ペナルティーエリア内でメンフィスがカブレラに倒されたとしてPKを獲得し、メンフィス自身がこれを決め切っている。

スコアが動いた後は、エスパニョールがボールを保持してバルセロナが速攻を仕掛けるという、これまでとは逆の展開に。シャビ監督は70分にガビとの交代でコウチーニョを投入し、さらに76分には負傷した様子のブスケツをリキ・プッチに代えた。

しかし、その後もバルセロナは防戦が続き、84分にはディマタに外す方が難しいようなヘディングシュートを外され、休止に一生を得る。結局、トーンダウンしたバルセロナが再び勢いづくことはなく、1点リードを守り切る形で勝利を収めている。

シャビ監督が初陣を飾り、ラ・リーガで5試合ぶりに勝利を取り戻したバルセロナは勝ち点20で暫定6位に位置している。

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