Xavi HernandezGetty Images

チャビ、人種差別問題について「『悲観的』と言ったペップに反論させてもらう。それは教育の問題であり前に進むべきなんだ」

バルセロナのチャビ・エルナンデス監督が、マンチェスター・シティのジョゼップ・グアルディオラ監督の人種差別問題についての見解に異論を挟んでいる。

スペインにいまだはびこっている様子の人種差別はレアル・マドリーFWヴィニシウス・ジュニオールが差別的な行為を受けたことによって世界的な問題にまで発展。そうした中でグアルディオラ監督は「ここ(プレミアリーグ)ではその問題についてとても厳格だ。人種差別は特殊な場所の問題ではなく世界中の問題だ」「私たちの国や言語はほかより優れているなどと勘違いしてしまうものだが、しかし旅する度にどこも同じだと気づくことになる」と語り、さらにスペインの差別問題については「これが一歩を踏み出す機会になればいいが、私はそこまで楽観的ではない」との考えを述べていた。

だが28日のラ・リーガ第37節マジョルカ戦を前に記者会見に出席したチャビ監督は、師匠とも呼べるグアルディオラ監督の「私はそこまで楽観的ではない」との見解に反論。差別問題は教育によって撲滅できるとの意見を口にしている。

「ペップに反論させてもらうよ。これは教育の問題だ。新しい世代に何を教えていくかという問題なんだよ。今のままであれば前には進めない。だが、この前のようなことがあり、そこで試合を中断して家路についていたならば、そこで教育をしていることになる」

「侮辱は当たり前のことではない。それは政府や連盟、ラ・リーガが扱うべき問題だ。私たちは差別を根絶しなくてはならない」

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