バルセロナは15日にラ・リーガ第37節、敵地コリセウム・アルフォンソ・ペレスでのヘタフェ戦に臨む。前日会見に出席したチャビ・エルナンデス監督は、チームがここ最近失っている良質なパフォーマンスを取り戻す必要性を説いた。
「私たちは最後の努力を振り絞らなくてはならない。選手たちには、より良いパフォーマンスを求めたい。プレーアイデアを取り戻し、再び極上のゲームをしたいんだ。結果はプレーの後についてくるものなのだから」
チャビ監督はその一方でMFフレンキー・デ・ヨングについても言及。バルセロナは同選手をマンチェスター・ユナイテッドに売却する可能性が報じられている。
「自分にとってフレンキーはとても大切な選手だ。彼が休みを必要しているときを除いて、私はほとんどの試合でスタメンとして起用してきた。しかし、それとは別にクラブの事情というものがある。フレンキーについてはとても明確で、私にとっては根幹となる選手だ。だが、どうなるか見てみなくてはならない」
先に今夏での選手の放出及び補強が必要と語ったチャビ監督だが、戦力外と考えている選手にその旨を伝えているのだろうか。
「私たちはまだ何も伝えていない。まだシーズンを終えたわけではないからだ。選手たちには100%の力を発揮してもらう必要がある。それはシーズンが終わり、目標を達成した後のこととなる」
「譲渡不可能な選手も可能な選手もいる。だが最後に物を言うのは財政であり、そこからどのような決断を下すかが明らかとなる。シーズンを終えて、クラブがどういった状態なのかを把握して、そこからどう振る舞うかが決まるわけだ。私たちの考えは明確だが、しかし話をしなくてはならない」
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